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経営を安定させるためにLTVを意識しよう

DATE . 2024.02.21

Category : 経営戦略 / マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

経営を安定させるためにLTVを意識しよう

今日は「経営を安定させるために必要な考え方」について話したいと思います。

結論から言うと、経営を安定させる鍵は「LTV(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値)を高めること」です。
LTVはマーケティングにおいて非常に重要な概念であり、頻繁に取り上げられます。

売上を短期間で増やすには、新規顧客を積極的に獲得する方法があります。
しかし、新規顧客の獲得だけに焦点を当てると、持続的な努力が必要となり、結果的に社内が疲弊してしまいます。

美容室を例に取ると、通常の施術での客単価が5,000円として、利益率が50%であれば、利益は2,500円です。
新規顧客の獲得コストが2,000円だとすると、新規顧客からの利益はわずか500円となり、利益率は10%に過ぎません。
リピート顧客がいない場合、この低利益率のビジネスを続けなければなりません。

重要なのは、リピート顧客を獲得することです。
リピート率が低いと、売上も利益も安定しません。

ここで、「LTV=顧客生涯価値」という概念が登場します。
これは、一人の顧客が生涯にわたってどれだけの売上をもたらすかを示す指標です。
美容室の例で言えば、年5回の利用で10年間通い続けると、顧客一人あたりのLTVは125,000円になります。

経営を安定させるには、LTVを意識してビジネスを構築することが求められます。
LTVが125,000円の顧客を獲得するためには、2,000円ではなく、10,000円の広告費を投じる価値があるとも言えます。

リピート顧客を確保する前提でビジネスモデルを構築し、
その上で新規顧客獲得を目指すことが、経営の安定に繋がります。

LTVは非常に重要な指標なので、まだ計算していない方は、ぜひ計算してみてください。

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