今日はちょっと自問自答するようなテーマでお話をしたいと思います。
「もしかして、会社の成長の足を引っ張っているのは、社長である私自身かも?」っていう話です。
みなさん、スタッフが仕事をしていて期待した成果が出なかった時、
「もう少し頑張れないかな?」って思うこと、ありますよね。
そして、そのスタッフが本当にやる気があるのか、日々努力しているのか、疑ってしまう瞬間も。
「だから成長しないんだ!」って思いがちですが、
実はこういう状況、社長である私たちのせいかもしれません。
なんとなく耳にすることがある「会社は社長のレベル以上には成長しない」という話。
これ、かなり真実をついています。
社長がレベル3だとしたら、どれだけ努力しても会社全体のレベルは3まで。
なぜなら、社長以上に能力のある人を置くことに対して、どこかで抵抗感があるからです。
会社を次のステージに持っていきたいなら、まずは私自身が変わること。
自分が成長しないことには、会社も変わりません。
そしてもう一つ、会社の仕組みについて。
トップダウンのピラミッド型組織だと、社長の意見が絶対。
新しいアイデアがあっても、社長がGOサインを出さなければ動けない。
つまり、変革の機会があっても、社長が動かなければ全てがストップしてしまいます。
もし、この「変わりたくない」という気持ちが変革を阻んでいるなら、とてももったいない話ですよね。
この話から私たちが学ぶべきは、会社の成長を妨げている最大の壁が、実は社長自身かもしれないということ。
イノベーションを阻む最大の障壁が、自分にある可能性をいつも念頭に置きながら、柔軟な姿勢を保ちたいと思います。