自慢ではないですが、僕は計画を立てるのが苦手です。
特に「中長期経営計画」のざっくりとした作り方には自信があります。
とはいえ、現在「中長期経営計画」を策定中です。
デザイン会社アプリコットデザインが10期目に入ったこともあり、今後の方向性を見直しています。
改めて感じるのは、計画を立てるのは本当に大変だということです。
計画を立てない主な理由は、ほとんどの場合計画通りに進まないからです。
時代が変わる速さを考えると、計画が無意味に思えることもあります。
しかし、計画を立てることは経営者の重要な仕事です。
自分自身を奮い立たせ、頑張りたいと思います。
前置きはこのくらいにして、「経営戦略と戦術の混同を避けるべき」というテーマでお話しします。
経営戦略とは、ビジョンを達成するために何を行い、何を行わないかを決めることです。
一方、戦術はその実行方法を具体的に決めることを指します。
戦略と戦術を混同すると、問題が発生します。
戦略は企業の進むべき方向を示す重要な要素であり、経営者が独断で決めるべきものです。
これは企業の基礎を形成する大切な部分です。
私は年に一度の見直しを行っていますが、
戦略を頻繁に変えることは基礎を不安定にし、企業を揺るがせてしまいます。
一方で、戦術はトライアンドエラーを繰り返しながら速やかに改善していく必要があります。
特に現代のように変化が激しい時代では、その柔軟性が求められます。
新しい試みが失敗した場合、それが戦略の問題だと誤解すると、
戦略の変更を余儀なくされ、企業が不安定になります。
重要なのは、戦略と戦術を正しく区別し、特に戦略は容易に変更してはならないということです。
戦略が頻繁に変わるのは、経営者自身が納得していない証拠かもしれません。
経営戦略は非常に重要です。では、事業計画の作成に戻ります!