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新規客をやみくもに獲得しないほうが良い理由

DATE . 2024.06.01

UPDATE DATE . 2024.05.16

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

新規客をやみくもに獲得しないほうが良い理由

今日は「新規客をやみくもに獲得しないほうが良い理由」についてお話をしたいと思います。

主な理由は二つあります。
一つ目は、新規客が一時的な売上にしかつながらないこと、二つ目は、既存客を失うリスクがあることです。

多くのビジネスでは、売上を上げるために新規客獲得を最優先に考えがちです。
その方法として、魅力的なキャンペーンや割引を用意します。

例えば、ウォーターサーバー販売であれば、「1ヶ月無料」や「ギフト券プレゼント」などがあります。
これらの言葉は消費者に大きなインパクトを与え、広告効果が高いです。

しかし、この方法で獲得した新規客は定着しにくいのが現実です。
特典が終わると同時に顧客が離れてしまうため、一時的な効果に留まってしまいます。

これは、消費者が「試してみる」段階から「継続して利用する」段階に移行しないことを意味します。

さらに、このようなキャンペーンを行うことで、既存客が不公平を感じ、他社に流れるリスクも高まります。
既存客が定価を支払っている横で、新規客に対してのみ大幅な割引や特典を提供すると、既存客は不満を感じる可能性があります。

ですから、新規客を獲得する際には、ただ集めるだけでなく、
本当に製品やサービスを必要としている人たちに適切にアプローチすることが大切です。

そして、そのマーケティング活動が既存客にどのように映るかを慎重に考えながら行うべきです。
このバランスのとり方が、長期的な顧客関係を築く鍵となります。

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