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働きやすさではなく働きがいを

DATE . 2024.05.29

UPDATE DATE . 2024.05.13

Category : 採用戦略・採用ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

働きやすさではなく働きがいを

本日は「働きやすさではなく働きがいを」というテーマについてお話ししたいと思います。

人材を確保し、離職率を下げるためには、「働きやすい会社」を目指すのが一般的です。
残業削減、年間休日の増加、有給の消化率向上、社内のフリードリンクコーナー設置、
無料の昼食提供など、さまざまな施策を導入して働きやすさを追求しています。

これらの施策は初期にはモチベーションを向上させ、生産性の向上に寄与しますが、
時間が経つとその効果は自然と薄れてしまいます。

斬新だったものが次第に当たり前になり、最終的にはその不足がストレスの原因にもなることがあります。
例えば、Wi-Fiの普及当初は便利さに感動しましたが、今ではWi-Fiがないこと自体がストレスとなっています。

継続的に新しい「働きやすさアイテム」を投入すると、それがすぐに当たり前になってしまい、
かえってコストが増大するだけの無限ループに陥ることがあります。

そこで提案したいのは、過度な働きやすさの追求を控え、
より「働きがい」に重点を置いた施策を考えることです。

採用活動でも「働きやすさ」をアピールするだけでなく、
「この会社で働くことのやりがい」を前面に出すことが大切です。

自社にどんな働きがいがあるかを社内で改めて確認し、
それを採用市場に向けて伝えていくことが、より良い人材を惹きつけるためには必要です。

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