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働きやすさではなく働きがいを

DATE . 2024.05.29

UPDATE DATE . 2024.05.13

Category : 採用戦略・採用ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

働きやすさではなく働きがいを

本日は「働きやすさではなく働きがいを」というテーマについてお話ししたいと思います。

人材を確保し、離職率を下げるためには、「働きやすい会社」を目指すのが一般的です。
残業削減、年間休日の増加、有給の消化率向上、社内のフリードリンクコーナー設置、
無料の昼食提供など、さまざまな施策を導入して働きやすさを追求しています。

これらの施策は初期にはモチベーションを向上させ、生産性の向上に寄与しますが、
時間が経つとその効果は自然と薄れてしまいます。

斬新だったものが次第に当たり前になり、最終的にはその不足がストレスの原因にもなることがあります。
例えば、Wi-Fiの普及当初は便利さに感動しましたが、今ではWi-Fiがないこと自体がストレスとなっています。

継続的に新しい「働きやすさアイテム」を投入すると、それがすぐに当たり前になってしまい、
かえってコストが増大するだけの無限ループに陥ることがあります。

そこで提案したいのは、過度な働きやすさの追求を控え、
より「働きがい」に重点を置いた施策を考えることです。

採用活動でも「働きやすさ」をアピールするだけでなく、
「この会社で働くことのやりがい」を前面に出すことが大切です。

自社にどんな働きがいがあるかを社内で改めて確認し、
それを採用市場に向けて伝えていくことが、より良い人材を惹きつけるためには必要です。

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