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会社として社会に対する役目を考えてみた

DATE . 2024.05.30

UPDATE DATE . 2024.05.29

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

会社として社会に対する役目を考えてみた

こんにちは、中村です!

会社というのは、何かしら社会に役立つものでなければなりません。
商品やサービスを提供し、それが企業や消費者の役に立つことで、報酬をいただき、会社が成り立っています。

さらに、雇用を増やすことも、社会にとって大きな役割を果たしています。

今日は、特に雇用に焦点を当てて話を進めたいと思います。

終身雇用の制度は事実上崩壊しており、今の時代、雇用する側も働く側も、
おじいちゃんやおばあちゃんになるまで同じ会社で働くという考えはもはや持っていないと思います。

このような社会の変化を背景に、矛盾するかもしれませんが、
つい最近まで「なるべくスタッフには長く働いてほしい」と思っていました。

いや、正確にはそう思い込んでいたんです。

最近スタッフが「独立したいです」と相談してきたとき、何だか嬉しい気持ちになりました。

また、昨年から始めたtone villageのカフェやサロンでスタッフを募集する際、
「独立する際の踏み台にしてほしい」と言ったこともありました。

頭では「スタッフには長く働いてほしい」と思っていたのに、
自分の言動がそれと矛盾していることに気づいたのです。

考えてみると、「スタッフには長く働いてほしい」という思いは、
会社としての理想的な形だというバイアスから来ていました。

長く働ける会社が「良い会社」であると。

しかし、実際には、スタッフ一人ひとりが持つ人生の目標や挑戦したいことに対して、
会社をうまく活用し、ステップアップのための踏み台として使ってほしいと考える方が、
僕の本心に近いなぁと気づきました。

このような考え方を持つ理由は、
自分が過去に勤めた会社を利用してキャリアを築いてきた経験があるからです。
もちろん、その経験には感謝しています。

今は経営者ですが、実はいまだに自分のキャリアを築くために現在の会社を利用している部分もあります。
会社は経営者の個人的な持ち物ではなく、正しい姿が一つだけというわけではありません。
会社は様々な形があり、100社あれば100通りの在り方があるべきです。

だからこそ、僕はうちの会社を、スタッフがそれぞれの人生を楽しむための
踏み台として活用してほしいと思っています。
これこそが、私たちの会社の役割だと信じています。

みなさんの会社の役割はなんですか?

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