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ターゲットは勇気を出して絞り込もう

DATE . 2024.04.27

UPDATE DATE . 2024.04.21

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ターゲットは勇気を出して絞り込もう

今日は、戦略を練る上で非常に重要な「ターゲット設定」についてお話ししたいと思います。

ターゲットはマーケティングの出発点であり、これを誤ると全ての戦略が誤った方向に進んでしまう可能性があります。
そのため、正しい知識に基づいてターゲットを設定することが重要です。

例えば、化粧品を販売する際に、ターゲットを30歳から39歳の女性と設定したとします。
これは一見すると普通のターゲティングですが、30歳から39歳の範囲には、
様々なライフスタイル、生活様式、価値観を持つ人たちが含まれます。
同じ年齢層であっても、結婚しているかどうか、子供がいるかどうか、
働き方の違いなどによって、その人たちのニーズは大きく異なります。

しばしば、ターゲットを広く設定しがちです。広いターゲットにすることでより多くの人が購入してくれそうだからです。
しかし、狭く設定すると購入者が減るように感じられるかもしれません。

しかし、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざが示すように、
力が分散してしまうと、どちらも中途半端に終わってしまいます。
ターゲットについても同様で、広く設定してしまうと伝える力が分散し、
結果的に誰にもしっかりと伝わらないことが起こりがちです。

ターゲットを絞り込むには「勇気」が必要です。しかし、経営資源は限られています。
その貴重な経営資源を最大限に活用するためにも、ターゲットは可能な限り絞り込むべきだと思います。

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