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経営者のブランドリテラシー

DATE . 2024.01.08

UPDATE DATE . 2024.02.08

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

経営者のブランドリテラシー

こんにちは、中村です!

今日は「経営者のブランドリテラシー」というテーマで話したいと思います。

経営者がブランドやブランディングに関する知識や理解が不足している場合、ブランド構築は成功しません。
その理由について、3つのポイントで説明します。

時間と人材の不足

ブランド構築は、消費者にブランドイメージを定着させる長期的な活動です。
ブランディングについて正しい知識がなければ、「ブランディングを行えばすぐに効果が現れる」と誤解するかもしれません。
初期には人的、財務資源を投資しますが、すぐに効果が見られないと資源配分を減らし、
最終的にはブランディングを断念することになります。
長期的な視野での資源配分が不可欠です。

経営者の決断が及ぼす影響

ブランドイメージは自動的には浸透しません。
消費者と商品やサービスの間には常に人が介在します。

例えばスターバックスでは、コーヒーを提供するスタッフがブランドイメージを消費者に伝えます。
スタッフがブランドの意図に反した接客をすると、ブランドイメージは瞬時に損なわれます。

従って、スタッフ全員がブランドに対する共通認識を持つ必要があります。
ブランドに対する理解が乏しい経営者が不適切な方向へと導くと、
スタッフは納得せず、ブランドイメージの正確な伝達が困難になります。

「志」の重要性

ブランディングでは「一貫性」が極めて重要です。
企業の理念や戦略、マーケティング、デザインに至るまで、全てが一貫している必要があります。

この一貫性の基盤となるのが「志」です。

「志」が明確であれば、それが経営戦略やマーケティングに反映され、理念や概念を言語化することができます。
しかし、ブランドとブランディングに対する理解が不足していると、
この基本を見失い、ブランディングが失敗に終わることがあります。

ブランディングにおいて最も重要なのは、「経営者のブランドリテラシー」を高めることです。
まずはブランド・ブランディングに対する理解を深めることが重要です。

それでは、また!

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