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経営者視点になれ!なんて無理!

DATE . 2024.03.06

Category : 経営戦略 / 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

経営者視点になれ!なんて無理!

「経営者の目線で考えて」という言葉を使うこと自体、僕はもうしません。

社員さんたちに経営者のように思考することを強いるのは、ちょっと無理があると思っています。
もちろん、これはあくまで僕の一意見です。
各社の文化や状況によっては、経営者の視点を社員にも持ってもらいたい、という場合もあるでしょう。

さて、「経営者視点」と言われても、その具体的な意味は?って話ですよね。
経営者の視点って、「視点」「視野」「視座」の三つの要素から成り立っていると思うんです。
売上と利益、スタッフは売上に目が行くけど、経営者は利益のことを考えてる。
これって経営者ならではの考え方ですよね。

そして視野。
スタッフは今この瞬間やせいぜい近い未来のことしか見ていないけど、経営者はもっと先の未来を見据えています。
視座に至っては、問題の一点だけではなく、いろんな角度から物事を捉えて判断すること。

でも、これら経営者のような思考は、普通の社員にはなかなか難しい。
自分自身を振り返っても、社員時代に「経営者視点」なんて微塵も持ってなかったんですから。
そもそも「リスク」を背負ってないと、経営者の視点って持つ必要がないんですよね。

だから、「経営者視点を持て」と社員に求めるよりは、
経営者自身がリスクを受け入れる覚悟で、その責任を全うする。
それが経営者の役割なんじゃないかなって。みなさんは、どう感じますか?

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