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目に見えないものに対しての対価

DATE . 2024.01.14

UPDATE DATE . 2024.02.14

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

目に見えないものに対しての対価

今日は目に見えない価値への対価について考えてみたいと思います。
具体的には、目に見えない部分が、目に見える部分よりも重要であるという点に焦点を当てます。

私たちはブランディングのプロセスを経て、ロゴやホームページなどの具体的な制作物を作成しています。
つまり、デザイン作成に先立ってコンセプト設計を行っているわけです。

しかし、コンセプト設計がない状態でロゴやホームページ、パンフレットなどを制作してしまうと、
自社の価値を正確に伝えられず、デザインのテイストが一貫しないため、同一企業の情報として統一感が欠けることになります。
これは、コンセプト作りの重要性を示しています。

ただし、コンセプト設計は「目に見えない成果物」であり、
日本ではロゴやホームページのような目に見える成果物に対しては対価を支払うことに抵抗がないものの、
目に見えない成果物に対する対価を支払う習慣がまだ十分に根付いていません。

その結果、ブランド構築やコンセプト設計への投資に対して躊躇する傾向があります。

しかし、実際には、あいまいなコンセプトの下でデザインを作り、
その都度廃棄して再作成するよりも、初期段階でコンセプト設計に投資することが、
長期的に見ればコストを大幅に削減できる可能性があります。

目に見える成果物だけでなく、それを生み出す上流のプロセスや、その後の展開を考慮した上で、
適切な対価を支払う意識を持つことが、真の価値を認識し、適切な投資を行う上で重要です。

目に見えない価値への投資が、結果的には目に見える形での成功へと繋がることを理解し、
それに見合った対価を払うことの重要性を再認識する必要がありますね。

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