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本質を伝えるために、本音を知る

DATE . 2024.06.25

Category : ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

本質を伝えるために、本音を知る

ブランディングディレクターの萩原です。
今日は「本質を伝えるために、本音を知る。」というテーマについてお話ししたいと思います。

よく会議やミーティングなどで、「本質を見失わないように」「この商品の本質は何?」といった会話になるかと思います。

実際にトーンブランディングの制作現場においても「本質」という言葉がよく飛び交いますし、
個人的にも対象ブランドやその先にいる顧客の本質の発見にほとんどの時間を費やしています。

商品やサービスのブランディングならば、
対象となる方にヒアリングを何度も実施したり、時にはワークをお願いしたり、
データから探ってみて仮説を立てたり、実際に自分で使用してみて率直な感想を書き出したり。

そのようなアプローチから本質に辿り着こうとしていますが、ブランディングを行う上で見つけなければいけない本質はいくつもありますし
一つひとつの本質を見つけることもそう簡単ではありません。
ただ、ここを明確に捉えないことには、商品やサービスの魅力や価値を正しく伝えることができないので、どうしても無視できない存在です。

・・・

少し話がそれますが、人には必ず「本音」と「建前」が存在すると思っています。

二つとも存在自体はするが、
建前だけが直接的に相手に伝達され、本音は本人の中に包み隠されており、
注意深く探らないとほとんど姿を現しません。

本音に本人すら気づいていないことも往々にしてあります。

僕自身もそうです。
人から「萩原さんがこの前言っていたアレってつまりこういうことですよね?」と言われ、
初めて自分の本音に気づくことがよくあります。

・・・

話を戻しますが、本質は建前にはなく、本音の中にあると思っています。
建前を鵜呑みにしすぎて、本音を聴こうとしなければいつまで経っても本質には辿りつけません。

僕らの仕事で言うと、
「本質に辿り着く=顧客インサイトやそのブランド独自の魅力を見つける」であり、
そこを可視化し、顧客とブランドのコミュニケーションを滑らかにすることが一つの大きなミッションです。

商品やサービスのブランディングなら
・その商品やサービスを通じて伝えたいことは何なのか?
・誰のための商品やサービスなのか?
・何を問題や課題としてその商品やサービスを生み出したのか?
・顧客が言葉にすらできていない欲望は何か?

本音を知り、それらの問いに当てはまる本質をクライアントと一緒に発見し、
その価値を正しく伝えるようなサポートを今後も継続していきたいと思います。

嘘偽りのない本音や本質を捉えカタチにすることができれば
売れる続ける仕組みづくりにも繋がっていくと思います。

それではまた!

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