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変化は必要だが、変えてはならない部分もある。

DATE . 2022.04.01

UPDATE DATE . 2024.04.01

Category : ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

変化は必要だが、変えてはならない部分もある。

今日は「何もかも変えようとしてはならない。」というテーマについてお話ししたいと思います。

ここ最近の世の中は本当に目まぐるしく変化していますよね。
毎日あちらこちらでゲームチェンジの嵐です。

外部環境(社会)が変わると、これまで通用していた打ち手が全くハマらなくなる事があるので、
企業としては、外部環境の変化を敏感に察知して、柔軟に変化していく事が求められてます。

ただ、世の中が変化してから準備し始めるのでは既に手遅れな場合が多く、
事前に未来の姿の仮説を立てて備えておく事が重要だったりします。

「事前に備えておく」というのは、「事前に変化しておく」とも言い換えられるかもしれません。

例えば、コロナウィルスが流行する前からデジタルの活用やそれに応じた事業展開をしていた企業は
コロナウィルス流行後もそこまで大きな損害はなかったかと思います。

変化…

ただこの変化にも誤った変化の仕方をしてしまうと逆に信頼を失ってしまうこともあります。

ここで今日の記事の結論を言ってしまうと、
「企業の土台」まで変えてしまうと客観的に見た時に、
「結局あの企業は何がしたいの?」と思われてしまうため、
「土台」をしっかり意識しながら、「土台」を踏まえた展開をしていく事が大切!ということです。

わかりやすくご説明していきたいと思います。

例えば、コロナが流行してからウィルス対策の商品が急激に売れ始めましたよね。
マスクはもちろんのこと、除菌剤や非接触型の体温計など…

もともと需要はあったのですが、目立った外部環境の変化により、需要が爆発しました。

これに目をつけ、その様な商材を扱い始めた企業は少なくないかと思います。

確かにこの様な変化は間違いなく必要で、
コロナウィルスが流行したことにより、需要が激減してしまった企業は
需要が増えている事業を新たに始めることは本当に大切な事です。

ただ、せっかく新規で取り扱い始めたウィルス対策商品が誰からも受け入れられないというケースが多くのところで見られました。

なぜ受け入れられなかったのか…
その原因の一つが先ほど書かせていただいた「土台」にあると思っています。

ここでいう土台とは、自社の理念やビジョン、これまで培ってきたノウハウなどが挙げられます。

その土台を一切無視して新たな事業を展開してしまうと、企業としての一貫性が崩壊してしまうのです。

そうなれば、その企業で働くスタッフや外部のお客さんからは、
「結局何がしたいのだろう?ただお金儲けがしたいだけなのかな?」と思われてしまうわけです。

誰もが商品を購入する際は損はしたくないですし、ビジョンに共感した企業から商品を購入したいと思うはず。

やっぱりどんな行動にも一貫性が大切でその見せ方にもしっかり目を向けておくべきです。

土台に沿った一貫性を意識して事業を展開していけば、そこには「納得」が生まれます。

なのでまずは、
自分たちの土台が何なのか?
その土台を伝わりやすい形で伝えられているのか?

ここをしっかりと見つめ直しておく必要があると思います。

時代の流れに応じて「土台を意識した変化」を心がけていきたいところです!

それではまた!

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