トーンブランディング

tel.0120-622835

営業時間/10:00〜18:00 定休日/土日祝日株式会社アプリコットデザイン TONE BRANDING事業部

トップページ > ジャーナル > 良いコンセプトが無ければ、集客は難しい!

良いコンセプトが無ければ、集客は難しい!

DATE . 2021.08.01

UPDATE DATE . 2024.04.01

Category : ブランディング

Hagiwara Masataka
ジャーナルを書いた人Hagiwara Masataka

Branding Director

周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。

良いコンセプトが無ければ、集客は難しい!

今日は「良コンセプトが無ければ、集客は難しい」というテーマについてお話ししたいと思います。

僕はホームページなどの制作前に必ずコンセプトの確認をさせていただきます。

そもそもコンセプトとは、一般的には「終始一貫させる考え・構想」のことを言います。
なので、事業を立ち上げた際の想いや目的、経緯などを必ず初めに確認し、さらにはそのコンセプトは誰に向けたものなのかについてもヒアリングしていきます。

このコンセプトが曖昧だと、良いホームページは出来上がりません。(成果に繋がるホームページ)

どんな考えを持って行っている事業なのか、誰にどんな価値を提供したいのか、そのために載せなければいけないコンテンツは何なのか。
これらが曖昧なままだと誰の心にも刺さらないホームページが出来上がってしまいます。

それではホームページの意味がなくなってしまいますよね。

WEBだからこそ、しっかり伝えよう

実店舗で例えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、スターバックスですと「サードプレイス(第三の我が家)」というブランドコンセプト(ブランドアイデンティティ)を掲げています。
そのために、
・丁寧で柔らかい接客
・癒される音楽
・座りやすい椅子
・落ち着く店内のインテリア
・清潔で綺麗なトイレ
などなど、コンセプトに沿った空間を整えて、コンセプトの価値をお客様に共感してもらえる様に工夫しています。

つまり、実店舗の空間や体験を通してコンセプトを伝えています。
そして、そのコンセプトに共感したユーザーが何度もスタバに足を運んでいると思います。

ただ、WEBから集客したい場合は、実店舗ではなく、サイト上でコンセプトの価値に共感していただかなければなりません。

やはりオフラインとオンラインではできることに違いがあります。

オフラインはコンセプトを空間から五感で感じることができるのですが、オンラインは視覚的からでしか感じとることができません。
だからこそ、言葉(テキスト)、イラスト、写真などでコンセプトの価値を十分に伝えていく努力が必要となってきます。

ECサイトであれば、サイト上で表現されているコンセプトに共感した時に、商品の購入に繋がりますし、コーポレートサイトであればお問い合わせに繋がっていきます。

良いコンセプトとは

ここからは良いコンセプトにはどんな特徴があるのか書いていきたいと思います。

デザイン制作に着手する前にヒアリングを行っていくのですが、その時によくお客様から「コンセプトはできています。」と言われることがあります。
ですが、正直なことを言ってしまうとこの時点で良いコンセプトと呼べるものに出会ったことがありません。
(ごめんなさい。。)

良いコンセプトには、
・購入後や利用後の明るい未来が想像できる
・簡潔で伝わりやすい
・独自性がある
これらの特徴があると思います。

一つずつご説明していきます。

購入後や利用後の明るい未来が想像できる

ここは少し複雑ですが、明るい未来を想像してもらうには
・ユーザーからの期待
・自分たちの強い意志
・実際にそれを実現する能力があるのか

これらの要素が含まれていなければ、ユーザーは理想的で明るい未来を想像することができません。

簡潔で伝わりやすい

例えば、多くの人が理解できない様な単語が並んでいたり、変に長すぎたりして頭に残りづらいコンセプトだと、なかなか伝わりにくいですよね。
20文字以内で分かりやすく作れるとベストかと思います。

あるあるですが、こだわればこだわるほど長くなってしまいがちです;;

独自性がある

例えば「床の埃をスイスイ吸い取る掃除機」というコンセプトには独自性を感じないですよね。
言い方が悪いかもしれないですが、どこにでもありそうです。

ですが、ダイソンの「吸引力が落ちない、ただ一つの掃除機」というコンセプトには独自性を感じます。
ここは強みやこれまでの実績等から考えてみると良いと思います。

「これだ!」というコンセプトを。

ただ、今はモノや情報が溢れかえっているので、独自性のある良いコンセプトを作ることが難しくなってきています。
いつも言っていることなのですが、良いコンセプトは簡単には作れません。

良いコンセプトを作るには多くのステップを踏んでいく必要があります。

その初めステップが「自分たちのことをもっと深く知る」ことです。

自分たちでは気づくことができなかった魅力的な価値を発掘し、より良いコンセプトを作り上げ、デザインの力で具現化していきましょう。
そして一貫性をもって継続的に発信していけば、必ず消費者は価値に共感してくれるはずです。

コンセプトに少しでもしっくりときていないという方は是非ご相談いただければと思います。

それではまた!

Other Journalその他のジャーナル

トップページ > ジャーナル > 良いコンセプトが無ければ、集客は難しい!
会社資料・料金表
ダウンロードはこちら