トーンブランディング

tel.0120-622835

営業時間/10:00〜18:00 定休日/土日祝日株式会社アプリコットデザイン TONE BRANDING事業部

トップページ > ジャーナル > 【オウンドメディア×ブランディングの可能性】なぜいまオウンドメディアの運用が必要なのか

【オウンドメディア×ブランディングの可能性】なぜいまオウンドメディアの運用が必要なのか

DATE . 2024.07.11

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

【オウンドメディア×ブランディングの可能性】なぜいまオウンドメディアの運用が必要なのか

こんにちは!
どうも、中村です!
今日は「オウンドメディア×ブランディングの可能性を考える」というテーマについてお話ししたいと思います。

今回の記事は、
●事業の成長のために強固な集客基盤を築きたい方
●中長期的視点で新たな取り組みを始めたい方
●オウンドメディアの運用を検討中の方
●WEBブランディングを実践されたい方
そんな方々に向けた記事になっています。

結論からお伝えすると、
オウンドメディアの運用開始は「いつか」ではなく、
小スタートでも今からコツコツと行うことで後々間違いなく企業にとって大きな資産になる
です。

オウンドメディアの定義をざっくりと

本題に入る前にざっくりとオウンドメディアとは?に触れておきたいと思います。

オウンドメディアとは、企業に所有されたメディア=「自社所有のメディア」のことです。
例としては、自社のWEBサイトやメルマガ、パンフレットも含まれます。

オウンドメディア以外には、アーンドメディアやペイドメディアがあります。
●アーンドメディア: ユーザー自身が情報発信するメディア(例: Twitter、Instagram)
●ペイドメディア: お金を払って利用するメディア(例: マス広告、リスティング広告)

それぞれのメディアにはそれぞれの役割があるため、
異なる3つのメディアの「強み・弱み」を把握し、上手に使い分け、循環させることが大事です。

この手法を「トリプルメディアマーケティング」と呼びます。

各メディアの特性を整理

前置きが長くなりますが、各メディアの特性も整理しておきたいと思います。

オウンドメディア

【メリット】
●内容やボリュームも含めてコンテンツを自由に作ることができる
●他2つのメディアで伝え切れなかった情報を補い、消費者から信用を獲得することができる

【デメリット】
●短期間で不特定多数に訴求するのが難しい

アーンドメディア

【メリット】
●無料もしくは比較的安価で利用できる
●情報が伝わるスピードが早い
●消費者発信のメッセージであるため信頼されやすい

【デメリット】
●消費者の「口コミ」で伝わるため、企業が情報の発生や流れ方をコントロールできない

ペイドメディア

【メリット】
●狙ったタイミングで、広く消費者にメッセージを届けられる

【デメリット】
●比較的高額な予算が必要
●広告の面積および時間・(掲載)期間に制限がある

・・・

簡単にまとめるとこのようなイメージです。
違いを整理してみると、オウンドメディアは他のメディアと比較すると
ブランディングを実践しやすく、運用次第で強固な収益基盤となるメディアであるということが分かります。

肌で体感したオウンドメディアからの恩恵

ここから本題になってきます。
アプリコットデザイン(トーンブランディング事業の運営会社)は創業当初から
オウンドメディアの運営に力を入れてきており、今でも多くの恩恵を受けています。
年間のリード獲得件数は600件超えで、SNSやWEB広告とうまく連動させながら現在も継続して運営しています。
今こうして執筆しているブログもオウンドメディアを強化する取り組みの一つです。

正直なところ、こうしてオウンドメディアを育てていなければどうなっていたのか…
(少し想像するだけでも恐ろしい。)
オウンドメディアが強い受け皿となるからこそ、広告やSNSなどの攻めのプロモーションでシナジーが生まれています。

上記以外にも、実際に運用している立場からこれまで感じてきたメリットをいくつか紹介したいと思います。
(今回あげるメリット以外にもいくつか想定されるメリットはあるかと思いますが、肌で感じていないことを挙げても現実味がないので絞って紹介します)

指名買いされる(独自性による差別化)

これは最も感じているメリットです。
これまで何度も「他に選択肢はありませんのでぜひ御社にお願いしたいです」というお言葉をいただいてきました。

こうしたお問い合わせのありがたいと思っている点は、「費用面のすり合わせは話の優先順位の最後になり、本題に最も多く時間を割くことができる」ことです!

当然ですが、お問い合わせいただくクライアントさんには予算があります。
なので僕たちももちろんそこを無視するわけではありません。
(むしろ超大事!)

ただ、ヒアリングすべきことや議論したいことは、
現状の課題やプロジェクトのゴールに関するお話しであり、
あとは互いのことをより理解し合うための対話だったりすると思います。

時間は有限ですし、僕たちは「成果にコミットする」がモットーなので、早い段階からこうした話し合いができることは、
とてもありがたいことですし、クライアントさんにとっても有益な時間になると思っています。

ちなみにこうした状況に至るまでにオウンドメディアがどういった役割をになっていたかというと、
●SNSや広告では伝えきれない企業やサービスに関する細かな情報(カルチャー含め)をユーザーに伝達してくれた。
●ユーザーとの接触回数、接点を増やしてくれた。

などが上がります。

ざっくりまとめると、
SNSや広告では話しきれない細かなテーマを起点に
ユーザーの方と継続的にコミュニケーションをとりながら深い関係性を築いてくれた。

この役割をオンライン上で担ってくれたのがオウンドメディアという存在です。
(日々コミュニケーションですね!)

これは僕たちのようなBtoBビジネスに限らずBtoCにおいてもかなり重要な考え方です。
消費者の方との接触回数を増やし、互いの理解を深めていくことで、
オフラインでなくてもオンライン上で強固な関係性を築くことができます。
実際に弊社で支援させていただいたお客様もオウンドメディアの運営をきっかけにリピーターを着々と増やし続けています。

信頼性を高めたり顧客と感情で繋がるためにはオウンドメディアは欠かせません!

顧客の疑問を解消しニーズを満たす資料となる(セールスの効率化)

BtoB、BtoC関係なく、サービスを届ける上で顧客の疑問や不安を払拭するための活動は必要不可欠です。
「やっぱり損はしたくないので事前に確認できることは全て確認しておきたい!」
僕も消費者の立場になればこうしたニーズを必ず抱きます。

採用面において考えると求職者の方は特にこうしたニーズを強く抱えていると思います。
(転職失敗は大きなリスクです!)

そういったニーズに応えるためにもオウンドメディアは有効です。

例えば、一度お打ち合わせさせていただいたお客様からお打ち合わせ終了後に、
「そういえば〇〇についても詳しくお聞きしたかったのですが聞きそびれてしまいました…」とお問い合わせいただくことがあります。

その際、その疑問を払拭する情報が記事になっていれば、
瞬時に詳細な情報をまとめてお送りすることができます。
(記事のURLを送付する)

一つの記事を作るのは大変かもしれないですが、後々さまざまな活用方法あり、
成果につながってことになるので、長期的に見ればかなり大きな戦力となってくれます。

知名度を上げられる

オウンドメディアは受け身の役割だけではありません。
オウンドメディア内で発信されているコンテンツが検索エンジンで上位表示(SEO対策)されれば、
その検索ワードを起点に知名度を向上させることができます。

1つの記事でそうした成果を得られればサイト全体もGoogleから評価され、
ある一定以上の露出量を確保することができます。

また、個人のSNSとうまく連携することでSNSからの情報発信も効率化することができます。

僕に至っては、
まずブログを書く→X(旧Twitter)で記事アップのお知らせをする(記事の概要とセットで)→ポットキャストで音声版としても発信する。
このようなサイクルを繰り返しています。
(順序は様々です)

顧客はあらゆる媒体を状況に合わせて使い分けています。
移動中に音声から情報をインプットすることもあれば、
日中に興味があるコンテンツをストックして寝る前にじっくり記事を読みケースなど、様々です。

超情報社会の現代においては、顧客の動線は複雑化する一方なので、
それぞれのメディアの特性を理解し駆使して効率的情報を届ける必要があります。

オウンドメディアに様々な視点を網羅した情報を残しておくことで
その他のメディアでの情報発信も滞らず、効率的に継続して発信することが可能となっています。

オウンドメディア×ブランディングの可能性はまだまだ未知数

オウンドメディアを育てていくことで得られる成果や恩恵はまだまだ多くあると思っています。
ブランディングとオウンドメディアを上手に掛け合わせていくことで、
最終的にはそこにコミュニティが形成されていきます。
コミュニティは企業や事業の活動において頼もしく心強い存在です。

コミュニティを運営していくにあたって、もちろん現実世界に「ファン同士の溜まり場」も間違いなく必要ですが、
その場所に繋ぐ役目を担うのがオウンドメディアだと思っています。

逆にオウンドメディアがなければブランドづくり、ファンづくり、コミュニティづくりはかなりの長期戦を強いられ、
ある意味では、オウンドメディアがなければそれらの拡大や持続はなかなか難しいものになります。(目指す規模によるところが大きいですが)

ブランディングやオウンドメディアはいつか始めるような存在ではなく、
今からコツコツと始めて資産化していく存在です。
いきなり一気にコンテンツを作っただけでは持続性もなければ顧客との関係性も深まりません。

僕たちもクライアントさんと一つずつの記事を通じて、
定期的にコミュニケーションをとるような感覚で運用を継続していきたいと思います。

最後にお知らせになってしまいますが、
トーンブランディングでは、オウンドメディア×ブランディングの支援を行っています。
興味がありましたらお気軽にご相談ください。

それではまた!

\こちらでも発信中!/

  • youtube
  • スポティファイ
  • note
  • ピンタレスト

Other Journalその他のジャーナル

トップページ > ジャーナル > 【オウンドメディア×ブランディングの可能性】なぜいまオウンドメディアの運用が必要なのか