トーンブランディング

tel.0120-622835

営業時間/10:00〜18:00 定休日/土日祝日株式会社アプリコットデザイン TONE BRANDING事業部

トップページ > ジャーナル > 経営者とビジョンの関係〜経営者がもっと経営を楽しむために〜

経営者とビジョンの関係〜経営者がもっと経営を楽しむために〜

DATE . 2024.10.15

Category : 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

経営者とビジョンの関係〜経営者がもっと経営を楽しむために〜

どうも、中村です!

経営者の皆さん、毎日を楽しんでますか?

僕は、経営に携わることがとても楽しいと感じています。

もちろん、99%は悩みや難題でいっぱいです。

でも、その中でもたった1%の「喜び」が、僕のモチベーションの源なんです。
そしてその1%を生み出すのが「明確なビジョン」だと思っています。

今日は「経営者とビジョンの関係」についてお話ししたいと思います。

経営者のビジョンが会社を導く力とは?

経営者として、自分の人生に対するビジョンを持つことはとても大切です。

特に中小企業では、経営者のビジョンが会社全体のビジョンやミッションに大きな影響を与え、
それが企業の方向性や社風、働く人々の行動指針にも関わってきます。

もし経営者のビジョンが曖昧だと、会社のビジョンも曖昧になり、
組織全体に大きな影響を及ぼすことになりかねません。

例えば、旅行に行くとき、目的地がはっきりしていれば交通手段や持ち物も迷いなく選べますが、
目的地がぼんやりしていると、移動方法も準備する荷物も定まらず、結果的に無駄なものを持っていくことになります。

会社も同じです。ビジョンが明確でないと、スタッフがどこを目指して仕事をしているのかを感じられず、
日々の仕事が「手段」ばかりの話になってしまうことが多くなるのです。

ビジョンを具体的に持つことの重要性

「ビジョンならちゃんとある」と思う方も多いでしょうが、
ビジョンが抽象的すぎると逆に現場が混乱することもあります。

例えば、「関係者みんなが幸せになる」というビジョンを掲げるとします。

しかし、ここでいう「関係者」とは誰を指しているのか?
「幸せになる」とは具体的にどんな状態を目指しているのか?

これが定義されていないと、ビジョンが形だけの言葉になりがちです。

先ほどの旅行の例で言えば、「海が見える場所に行きたい」では抽象的ですが、
「沖縄の那覇市に行き、首里城を観光する」という具体的な目的があると行動に移しやすくなります。

経営者のビジョンは会社のビジョンと繋がっている

会社のビジョンを考えるとき、「立派で壮大なビジョンを掲げないといけない」
というプレッシャーを感じる経営者も多いかもしれません。

でも、会社のビジョンは経営者個人のビジョンと一致していても構わないのです。
そもそも、多くの経営者は自分の人生のビジョンを実現するための手段として
会社を設立していることがほとんどだからです。

無理に「業界でナンバーワンになる」や「日本一の企業になる」などといった
壮大なビジョンを掲げる必要はありません。

肩の力を抜いて、自分のビジョンとしっかり向き合ってみましょう。
その結果として会社のビジョンも自然に明確になってくるはずです。

ビジョンは経営者だけのものではない

ビジョンと聞くと、経営者やリーダーだけが持つものと思われがちですが、
実は誰にでも人生のビジョンはあります。

「家族を幸せにしたい」「ちょっと良い暮らしがしたい」など、
そんな小さな願いも、人生の方向性を示すビジョンと言えます。

ビジョンは、将来こうありたいと願う姿そのものです。

ビジョンを言語化する第一歩

経営者がビジョンを考えるとき、まず「自分が将来どうなっていたいか」
「そのためにはどういう自分であるべきか」を言語化することから始めてみましょう。

中には、「今の生活に満足しているから特に望むことはない」と感じる方もいるかもしれませんが、
このような漠然とした答えだと、ビジョン作りが進みにくいです。

こんなときは別のアプローチとして、
「生活の維持以外に、なぜ仕事をしているのか?」「もし宝くじで3億円が当たったらどうするか?」
といった質問を投げかけてみてください。

もし「働かなくていいなら働かない」と思うなら、それも一つの答えです。
でも、「お客様からの感謝にやりがいを感じる」「仕事を通じて人の役に立ちたい」
という答えが返ってきた場合、それがビジョンの原石かもしれません。

自分の価値観を掘り下げる

「お客様に喜んでもらいたい」という思いがある場合、さらに掘り下げて
「どんなお客様に喜んでもらいたいのか?」「どの瞬間に一番嬉しかったのか?」を思い出してみましょう。

例えば、「地域の高齢者に便利さと安心を提供したい」という具体的なイメージが浮かぶこともあると思います。
このように自分の価値観を掘り下げることで、仕事における意味や方向性が見えてきます。

また、子供の頃に夢中になっていたことや、学生時代に憧れていたことを振り返るのも良いです。
実は現在の仕事観や価値観と深くつながっていることが多いのです。

今の仕事がただの「手段」に思えても、そこには必ず自分の価値観に基づいた何かが隠れています。

ビジョンは言語化して初めて力を持つ

経営者のビジョンを構築するには、自分と向き合う時間が必要です。

そのビジョンに会社のリソースやスタッフの強みを組み合わせ、
企業全体のビジョンに発展させると良いです。

ビジョンを作るというよりも、曖昧だったものを整理し「言語化する」という感覚が近いかもしれません。

ビジョンが明確になると、スタッフもまた、会社の未来に向けて迷いのない判断ができるようになり、
無駄なコストも避けられるようになります。

ビジョン作りに少しでも興味があれば、ぜひ気軽にご相談ください!

それではまた!

Other Journalその他のジャーナル

トップページ > ジャーナル > 経営者とビジョンの関係〜経営者がもっと経営を楽しむために〜
会社資料・料金表
ダウンロードはこちら