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専門学校のブランディングから感じた最近の若者のニーズ

DATE . 2024.09.19

Category : 日々のお仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

専門学校のブランディングから感じた最近の若者のニーズ

どうも、中村です!

今、ある専門学校のブランディングをお手伝いしています。
学科がたくさんあって、たくさんの生徒さんが学んでいる大きな学校です。

最初はホームページのリニューアルの相談でしたが、話を聞いていくうちにいろいろな課題が見えてきて、
このままホームページだけを作り直してもあまり意味がないと感じたので、ブランディングを提案させていただきました。

今はまだコンセプト作りの初期段階ですが、とにかく学科が多いので情報量がものすごく多いんです。
たくさんの情報があることは、コンセプト作りにとってプラスになるのですが、整理するのがとても大変です。

現在、ニーズを洗い出す作業をしています。

生徒さんにアンケートを取ったり、現場で実際に感じていることを聞いたりしていますが、
話を聞いていると、思わず「今の高校生や専門学校生って、こんなことを考えているんだ!」と驚かされることばかりです。
僕は今43歳なので、20歳の生徒さんたちと20年以上の年齢差があり、ジェネレーションギャップを感じるのも当然かもしれませんね。

それで改めて思ったのは、大人の価値観を若い世代に押し付けてはいけないということです。
たとえば、「若い世代は社会貢献やSDGsに関心がある」というデータをよく見ますが、実際にはそこまで深く考えていないかもしれないんです。
アンケートだと、自分を良く見せたいという気持ちも働いてしまうことがあります。

有名な「マズローの欲求段階説」にもあるように、まだ社会に出ていない若い学生さんたちが、
いきなり「社会貢献をしたい!」と本心から思うかどうかは疑問です。
だから、「SDGsを掲げておけばいい」「社会貢献を伝えればいい」というような、
大人のエゴや価値観を無理に押し付けない方がいいなと感じています。

それに、よく「Z世代は〇〇だ」と世代ごとにひとまとめにされがちですが、それも一種の偏見だと思います。
「男だからこう」「女だからこう」と決めつけるのと同じで、世代だからこうだというのも良くないですよね。
もっと、一人ひとりの感情や行動に目を向けて、しっかりとニーズを探っていくことが大事だと感じています。

これが、専門学校のブランディングを進めながら感じたことです。

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