どうも、中村です!
自慢の商品やサービスをWEBサイトに掲載しても、簡単には売れません。
WEBサイトを作ることは、単にプラットフォームを整えただけです。
商品やサービスが売れない理由は大きく二つあります。
顧客にとって価値が感じられない、もしくは商品やサービスが優れていてもその良さを伝え切れていないのです。
ホームページから成果を上げるためには、価値を伝達するツールとしての役割を果たし、
継続的に価値を発信することが重要です。
そのために必要なことは、来訪者を増やすことと、価値を伝わりやすくすることです。
来訪者を増やすことは、価値の伝達のために不可欠です。
たとえ価値が伝わりやすいWEBサイトを作っても、訪れる人が少なければ成果は上がりません。
一方で、どんなに来訪者が多くても、内容が響かなければ、消費者の行動に繋がりません。
伝わりやすさを実現するためには、文章、写真、動画、色や図形の組み合わせなど、複数の要素が関わります。
伝わりにくいWEBサイトはこれらの要素がうまく機能していない状態です。
WEBサイトのデザインは、伝えたい対象とメッセージによって異なります。
まずは伝えたい価値を明確にし、それを具体的に表現するコンテンツを用意する必要があります。
ただし、それだけでは不十分です。
市場の競合と比較した際に、自社の独自性を明確に示すことも重要です。
そうでなければ、伝わりやすい価値を提供しても選ばれない可能性があります。
これらを踏まえれば、WEBサイトを単に良く作るだけでは成果は生まれないことが理解できます。
社内でWEBに取り組む文化が必要
WEB集客は、一見魔法のように思えますが、実際は地道で、時間がかかり、戦略的な取り組みが必要です。
成果を上げるためには、会社のリソースを適切に配分し、WEB戦略を重視する必要があります。
WEBサイトから成果を上げている会社とそうでない会社の違いは、WEB戦略をどれだけ重要視しているかにあります。
特にコンピュータが苦手な企業では、インターネットに対する拒否感を克服し、WEBを活用する文化を構築することが重要です。
WEB戦略が低く評価される企業では、WEB担当者が孤立しやすく、結果として成果が遠のきます。
まずは社内にWEB戦略の文化を根付かせることが大切です。
社内の各社員が自分事として捉え、団結して取り組む必要があるのです。
文化を生み出すきっかけとなりたい
WEB戦略を重視する文化を会社に根付かせるためには、社員一人ひとりの意識付けが非常に重要です。
スマートフォンという文化は最初から存在していたわけではありません。
最初は多くの人が警戒していましたが、徐々に所有者が増え、国民一人一台が所有する文化が生まれました。
WEB戦略を重視する文化も同じで、一人の取り組みだけでは根付きません。
社員一人ひとりがそれを自分のこととして捉え、必要な仕事と認識することが文化形成の鍵です。
そのために、僕たちはWEBサイトを作る前の段階で、誰に何を伝えたいのかという計画の部分でワークショップを行います。
社員一人一人が意見やアイディアを出し、取り組むことが、WEB戦略という文化を会社に根付かせるためのきっかけとなると考えていますし、
実際にご利用いただいた企業さまは、WEB戦略の文化を育むきっかけとなっています。
文化が根付くお手伝いも必要
人間のモチベーションは長続きしません。
特にWEB制作の過程においては、完成したWEBサイトに満足してしまいがちで、実は最も重要なその後の工程がおろそかになることがよくあります。
モチベーションを維持し、文化を定着させるためには、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
成果は、たとえ小さなアクションでも、それが成果に結びつくとモチベーションを高めます。
大きな目標を設定してしまうと、達成が困難になると気づいた時にモチベーションが低下してしまいます。
ですから、小さな目標を設定し、一歩ずつ確実に成果を出していくことが、楽しさややりがいにつながっていきます。
冒頭で触れたように、WEBサイト制作後は、来訪者数を増やし、価値を的確に伝える必要があります。
これら両方に取り組むことで、僕たちもお客様と共に成果を目指していきたいと考えています。
WEBの力を誰よりも知っている。私たちだから。
僕たちは創業当初から、WEB戦略を会社の中心に据え、継続的に自社の価値を発信してきました。
このアプローチのおかげで、営業マンなしでも多くの問い合わせを受け、数多くの企業様とお仕事をする機会となりました。
現在では、BtoC事業として、カフェ、ネイルサロン、トリミングサロン、スクールが一体となった複合施設「tone village」を運営しています。
これまでの経験を生かし、WEB戦略は今後も私たちの核となり、BtoBやBtoCの領域においても変わらぬ重要性を持ち続けます。
社内では「WEBファースト」という考え方が浸透し、各スタッフが日々、価値の伝達方法を考え、
模索しながら取り組んでいますが、価値の伝達における難しさを深く実感しています。
これらを踏まえ、机上の理論ではなく、現場の声に基づいた実践的なサポートが僕たちの強みです。
WEBサイト制作をきっかけに、社内にWEB戦略という文化を根付かせ、
WEBから成果を上げられる企業が一社でも増えていけば良いなと考えています。