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後継の経営者さんを心から尊敬してます。

DATE . 2024.06.22

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

後継の経営者さんを心から尊敬してます。

こんにちは、中村です!

僕は日々、いろいろな方とお話しする機会があります。
その中で、2代目や3代目のいわゆる後継の経営者さんとお話しすることもあります。

僕は創業者なので、ゼロから創業してすごいですね!と言ってもらうことが多いのですが、
僕からしてみると後継者のみなさんの方がすごいと思っています。

企業を創業した人が築いた会社の文化や価値観がある中で、
新しいリーダーが自分のアイデンティティやエッセンスを加えるのは、とても大変な仕事です。

もともとの良い点を生かしつつ、新しいアイデアを取り入れなければならないから。
この変化を管理するのは、想像以上に難しいことだと思うのです。

これは、単に既存の枠組みを維持する以上のことを求められます。
なぜなら、変革をもたらしつつ、企業の核となる部分を保持するという
繊細なバランスを取らなければならないからです。

一歩間違うと不協和音になりかねない・・・。

新しいアイデアを導入することは、既存の社員や顧客に受け入れられる保証はありません。
創業者によって確立された方法や製品が市場で成功している場合、その変更は特にリスクが高いです。

しかし、市場は常に変化しているため、進化しなければ生き残れないのも事実です。

新しいリーダーが直面するもう一つの挑戦は、創業者の影響力と比較されることです。

創業者はしばしばカリスマ的な存在であり、その人物のビジョンや決断が企業の成功を大きく左右しました。
後継者がこの影響力に匹敵するか、あるいはそれを超えるかは、
多くの場合、社内外の関係者によって厳しく評価されます。

それにもかかわらず、後継者が成功するための鍵は、自信を持って自らの道を切り開くことにあります。
創業者の遺産を尊重しつつ、現代のビジネス環境に適した独自のアプローチを展開する必要があります。

これには、新しい市場機会を見つけ出し、技術の導入、または企業文化の再定義が含まれることがあります。

最終的に、後継者としての経営は、継続と革新の間のジレンマを管理することです。

これは簡単な道のりではありませんが、後継者の皆さんには、自身の直感と能力を信じ、
自分たちの時代の企業を形作ってほしいと心から願っています。

そこで、後継者の方にこそ、ブランディングを取り入れて欲しいと思います。

これまでの会社の資産や後継者の価値観を交えながら、
時代が求めるニーズと照らし合わせ、会社の方向性を指し示す道標となるからです。

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