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改めてデザイン思考とは何か?

DATE . 2024.04.21

UPDATE DATE . 2024.04.17

Category : 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

改めてデザイン思考とは何か?

今日は改めて「デザイン思考」という概念についてお話ししたいと思います。

この言葉が世に広まったのは、世界的に有名なデザインファームIDEOの創設者、
ティム・ブラウン氏が『デザイン思考が世界を変える』という本を出版したことによります。

デザイン思考とは、一般的には「デザインに必要な考え方や手法を用いてビジネス上の問題を解決する」と定義されます。
これは、デザイナーがデザインを創造する際に用いるプロセスをビジネスの課題解決に応用するアプローチを意味します。

また、「デザイナーの思考を取り入れ、人間中心のアプローチを行う」とも説明されることがあります。
これは、企業側ではなく消費者を中心に考えることを重要視しています。

例えば、セブンイレブンのコーヒーマシンに「ホットはこっち!」と手書きで示す取り組みも、
デザインを用いた課題解決の一例です。

特に高齢者の顧客が多い場合、小さな「HOT」という表示だけでは
押し間違えが多発するため、このような工夫がされています。

このように、デザイン思考をもって企業側の視点ではなく、消費者の悩みや価値を感じるポイントを深く理解し、
それに基づいてモノづくりを進めるべきなんですよね。

かつては新しい商品を作れば売れる「モノが足りない時代」でしたが、
今はモノが溢れ、消費者はほしいものが少なくなっています。

さらに、消費者の価値観は多様化し、感性や感情に基づいた購買行動が一般的です。

消費者のインサイトを常に頭に置きながら、モノ・サービスづくりをしていきましょう!

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