ロゴマークとブランドストーリーの関係性

ブランディングディレクターの萩原です。

本日は「心が躍る、ロゴ制作」というテーマについてです。

僕のロゴの考え方について、つらつらと書いていきます。
(あくまで個人的な見解です)

良いブランドロゴって何？

世の中にはさまざまなブランドのロゴマークがあります。

高度なイラスト技術が施された写実的なロゴ。
社名の頭文字のみをとったロゴ。
ただ線を引いただけに見える、シンプルなロゴ。
アイコンがない、文字だけのロゴ。(ロゴタイプ)

何が良くて何が悪い、
その判断は見た目のみからはできないのかもしれません。

見た目の良し悪しを考えることより大切なのが、
そのマークに込められた意味、想い、価値観。
そして…ストーリー。

もう少し噛み砕くと、どれだけそのマークに意味(価値)を感じられるか。

人から愛され続けるため、届けたい相手のことを想像する。
自分たちを見つめ直し、その一つのマークに、魂を注ぎ込む。
自分たちなりの物語を込める。

そうでなければ、ブランドを所持する人自身も意味を感じない。
よって、ブランドは育たない。
(育てようとしない。)

・・・

ブランディングにおいて重要な要素の一つ

ロゴはいわばブランド(企業や商品、サービス)の象徴。
ブランディングにおいてなくてはならない存在です。

そして、継続的に人から愛されるブランドには決まって、
世界観を具体的に言語化されたコンセプトと、
洗練された技術とによって創られたロゴが存在します。

けれども、ロゴマーク自体は、少し手を伸ばせばオンラインで簡単に手に入れることができる時代です。

何が違うのか…?

やっぱりブランドを育てていく人たちの思い入れの強さなのかもしれません。

愛され続けるロゴマークを

せっかくロゴマークを作るなら、覚悟を決めて変えるなら、
チームの全員が存分に愛情を注ぎたくなるロゴマークが良いですよね。

そんなロゴマークを作るには、
まずはブランドを所持する人たちの価値観を明確にし、
わかりやすく言語化する必要があります。

言葉があっての、世界観づくりです。

一方で、ターゲットの心に届けるための設計も外せません。

なので、僕たちが制作させていただくロゴマークは、過程(物語)に焦点を当てます。
(ブランディングプラン+ロゴ制作に限ります)

ブランドの所持する方々やターゲットの心の中を言語化し、
両者の心に響くロゴマークを制作していきます。

たった一つのマークで何かが大きく変わる

たった一つのロゴがついているだけで…
価値が上がる。
欲しくなる。
憧れる。

そして…
たった一つのロゴ制作(過程)がキッカケで、
チーム、会社の文化が変わる。

ロゴには数値では測れない無限の可能性があります。
愛着と育て方次第でどこまでも広がる可能性です。

私たちも制作にあたる者として、
一つのロゴマークをを目にした瞬間、心が踊るモノであってほしい。

そう思っています。

一つのマークを我が子のように大切に。
そのマークの可能性を一緒に広げていきましょう。

それではまた!