どうも、中村です!
僕たちの会社はさまざまな業種のお仕事をさせていただいております。
中でも住宅業界の案件が比較的多い傾向にあります。
特に中村にいたってはその割合がめちゃくちゃ高かったりします。
本日も、とある住宅会社さんのロゴとホームページ制作の打ち合わせのため、ヒアリングに伺ってきました。
僕は初回のヒアリングでは、ほとんどデザインについて話しません。
その代わりに、その企業の歴史や社長の価値観、企業文化など、様々な角度から情報を収集しています。
好みのデザインについて質問すると、偏見が生じ、客観的な視点を失いがちになるため、
ヒアリングを基に企業の特性を捉えて表現することに重きを置いているからです。
そのため、初回にデザインについて話すことはほぼありません。
話は少し逸れましたが、住宅会社と一言で言っても、強みやアピールポイントは企業ごとに異なります。
ある企業は性能にこだわり、別の企業はデザインに重点を置いたりします。
例えば、デザインを重視する企業には、その背景には必ず理由があり、
その理由を探ると、企業の歴史に基づく何らかのきっかけが見つかるものです。
どれだけ優れた性能の家を建てていても、どれだけ洗練されたデザインの家を提供していても、
その価値を顧客に適切に伝えられなければ、その努力は意味を成しません。
私たちは、その価値を言葉にしてデザインに反映させることで、より伝わりやすくする役割を果たしています。
多くの場合、質問を重ねることで多くの価値が見えてくるものですが、
それを言語化することは難しく、自らの言葉で価値を伝えることが非常に重要です。
今日の打ち合わせでは、ヒアリング後に実際のモデルハウスを見学しました。
実際に体験することで、ヒアリングで聞いた価値を再確認し、言語化のための貴重な情報を得られたと感じています!
それではまた!