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もったいないホームページについて話します

DATE . 2022.06.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

もったいないホームページについて話します

どうも、中村です!

今日は「何気ない一言が、会社の宝物になる。」というテーマについてお話ししたいと思います。

正体のわからない不安

僕がお客様のところでブランドミーティングを行う際、
いつも心掛けているのは、とにかくお客様に自然体でお話しいただくことです。

ご相談いただく経営者さんのお悩みのほとんどが、
「業績は好調だが、何となくこのままではいけない気がする」
「何か歯車が狂い始めているような…」
「このまま突き進んで良いのだろうか…?」
「自社のスタッフは皆幸せなのかな…?」

と、正体のわからない不安を抱かれている方が意外と多いです。

その不安の正体はどこからきているのか?

不安を打ち消すには、今何をやるべきなのか?


不安の正体と上記の問いに対する答えは、ご相談者の方の中に必ず存在しているはずで、
それらを探すために、僕たちは様々なマーケティングフレームワークに沿って戦略を構築しながら徹底的にヒアリングを行います。

・・・

経営に携わっている方は日々沢山の決断を迫られているかと思います。

決断の量が多すぎるのと、明確な答えなんて誰にもわからないから、
自身の直感にしたがって決断されていることも多いかったりしますよね。

だから、その当時なぜその様な決断をしたのかと、単刀直入に質問されても、うまく言語化できなかったり…。

けれども誰にも言えることなのですが、
今現在の状況があるのには必ず何か意味があり、
必ずなるべくしてなっていると僕は思っています。

ブランディングは原理原則

少しわかりにくい表現かもしれないですが、
ブランディングの過程を経ていくと、必ずと言っていいほど、
これまでやってきたことの「意味」が明確になっていきます。

その時その場所で下してきた一つ一つの決断。
それぞれの決断を「点」だとすると、この「点」が全て線で繋がっていくんですね。

伏線回収されるかのように。

そうすると、これまでの決断の中で、
自社ブランドの価値観に沿っていた決断に気づくことがあれば、
方向性がズレていた決断にも気づくこともあります。

こうして一つ一つの決断を紐解きながら無駄を削ぎ落とし、
一貫性を生み出すことがブランディングの真骨頂とも言えると思います。

「自分が本当にやりたい事、やるべき事はこれだったんだ!」と、
気づくことができれば、もうあとは突き進むだけです。

メモは宝物

少し話が変わりますが、ブランドミーティング後に意外とお客様から喜んでいただけるのが、
僕がヒアリングをさせていただいた「メモの内容」です。

先ほども書かせていただいた通り、
ブランドミーティングではクライアントの方に自然体でざっくばらんにお話しいただく形をとっているので、
僕はいつも重要な一言を逃さぬよう、全神経を集中させて膨大なメモをとっています。

そのメモの内容を後からじっくり見返すと、頭の中が整理されていくそうです。
そして、そのメモの中には、決まって「ダイヤの原石ような本質」が眠っています。

お客様が放った一つ一つの言葉、それを書き記したメモ。
ここから「唯一無二のコンセプト」が生まれます。

そう思うと、ブランドミーティング中のメモは宝物です。
(多少読みづらいのは許してください^^;)

次の一手に

ブランディングのことを考えれば考えるほど、つくづく思うのは、「ブランディングは原理原則」であるということです。

根幹となる部分がしっかりと固められていないと、
やっぱり一貫性は保たれなくなり、魅力が薄れますし誰にも伝わりません。

「何となく」で決断されることは決して間違っていませんし、時にはそういった直感に従うことも重要ですが、
明確に言語化できるシーンを増やしていくと、謎の不安を潰していけますし、思考が深まり視野も広がっていくはずです。

世の中で多くの方から選ばれ続けているブランドは必ず明確にブランドの価値観をを定義している様に、
人が集まり続ける会社、モノ、サービスを作るためには、必ずブランディングは必要な戦略だと僕は思っています。

これからもブランディングの力を信じながら、
お客様の一言一言を大事に、本質を共に探していければと思います。

それではまた!

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