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経営戦略とはやらないことを決めること

DATE . 2024.03.05

Category : 経営戦略 / 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

経営戦略とはやらないことを決めること

今回は、「経営戦略とはやらないことを決めること」というテーマでお話をしたいと思います。

私たちの会社では、コンペに参加しない、広告代理店の下請けはしない、というのが「やらないこと」の一例です。

なぜ「やらないこと」を決めるのがそんなに大切かというと、大きく2つの理由があります。

1.本質にフォーカスできる

「やること」と「やらないこと」をはっきりさせることで、私たちの本来の目的、「お客さんの成果を上げること」に集中できるんです。
例えばコンペの誘いが来たとき、もし「コンペには参加しない」と決めていれば、悩んだり、誰かに相談したり、時間を無駄にすることがありません。

[コンペのお誘いがあった時]

そのコンペに参加しても良いかどうか悩む

誰かに相談をする

とりあえず概要を聞いてみるために打ち合わせを行う

社内で協議する

今回はやめておこう

このように結構な時間のロスが生まれてしまいます。
クリアな判断基準をもつことで、私たちを本当に大切な仕事に専念させてくれるんですね。

2.組織内での迷いを減らす

これは、メニューがたくさんあると迷ってしまうあの感覚に似ています。
選択肢が1つだったらすぐに決められますが、100あったら一苦労です。
会社のやること、やらないことがはっきりしていれば、組織内の判断も迅速に。
迷う時間が減るということは、結局のところ、会社全体の生産性の向上にもつながるわけです。

私たちが「やらないこと」を明確にすることで、無駄な時間を減らし、
結果としてお客さんへのサービス品質を向上させることができるのです。

みなさんもご自身の仕事や組織運営において、「やらないこと」をもう一度見直してみるのはいかがでしょうか。
驚くほど清々しい気持ちになれるかもしれませんよ!

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