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消費者のどんな本音に応えることができるのか

DATE . 2024.03.03

Category : ブランディング / マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

消費者のどんな本音に応えることができるのか

人は日々の中で本音と建前を上手に使い分けているものですよね。

たとえば、iPadを使っている時、「使いやすさや便利さ」を理由に挙げるかもしれませんが、
心の中では「おしゃれに見られたい」という思いがあるかもしれません。

そして、商品を選ぶ時によくある「松竹梅の法則」。
これは、3つの選択肢があるときに、真ん中の価格帯を選ぶ人が多いというものです。
これは、極端な選択を避けたいという心理が作用しているんですね。
でも、一番安いものを選ばない理由には、「ケチだと思われたくない」という本音が隠れていることもあります。

マーケティングやブランディングでは、このような人の本音をとても大切にしています。
iPadの話に戻ると、「使いやすくて便利」という建前よりも、「周りからおしゃれに見られたい」という本音にアプローチする方が、
消費者の心をつかみやすいんです。

なぜなら、使いやすくて便利な商品はたくさんあるけれど、
本当に欲しいのは自分を良く見せてくれるようなものだから。
おしゃれに見られたいという欲求は、消費者の感度が高ければ高いほど、さまざまな商品にチャンスを与えてくれるんです。

だから、本音と建前をしっかりと見極めて、どうアプローチするかを考えることが大切です。
自分の商品やサービスが、消費者のどんな本音に応えることができるのか、一度じっくりと考えてみるのはいかがでしょうか?

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