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コモディティ化したSEO対策の曲がり角

DATE . 2024.03.03

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

コモディティ化したSEO対策の曲がり角

今日は、ホームページを通じて成果を上げるための集客活動について、少し話をさせてください。
素敵なホームページを作っても、誰にも見てもらえなければ、その魅力を伝えることはできませんよね。

集客方法には大きく「広告」や「SEO対策」という手段があります。
広告を使った場合、予算という枠組みが存在します。
例えば、クリック単価が100円で予算が1万円なら、100人が訪れる計算です。
でも、その中で購入する人はごくわずかかもしれません。

予算が限られていると、どうしても「コンバージョン率」、
つまり成果に結びつく「分子」の数を増やすことに注力することになります。

一方で、SEO対策を駆使すると、予算の制約がなくなります。
この場合、アクセス数、つまり「分母」を増やすことに力を入れるようになるんですね。

でも、広告もSEOも集客活動の一環なのに、この二つで追い求める方向が違うことに、
ちょっとした違和感を感じることがあります。

コロナ禍を経て多くの企業がSEO対策に力を入れ始め、情報が溢れて、
どこもかしこも似たり寄ったりになってしまいました。
そんな状況で、ただアクセス数を増やすことだけに注力するのは、本当に良いのでしょうか?

もしかしたら、今こそ少ないアクセス数でも、
その中から成果に結びつく「分子」の数を増やす方向に舵を切るべき時なのかもしれません。

この考え方は、SEO対策に限らず、採用活動にも当てはまります。
たくさんの人を集めるよりも、本当にその仕事をしたいと熱望する人たちを集めた方が、ずっと効率的です。

つまり、分母を追うのではなく、分子を増やすことの大切さを、今一度考え直す時期にきているのかもしれませんね。
これが、コモディティ化したSEO対策の、ある種の転換点かもしれません。

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