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分かっているようで分かっていない経営者

DATE . 2024.02.27

Category : 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

分かっているようで分かっていない経営者

今日は「分かっているようで分かっていない経営者」という挑戦的なテーマについて話したいと思います。
最初に明言しておきますが、これは僕自身の話です(笑)。
しかし、この問題は多くの経営者にも当てはまるのではないかと考えています。
実際、そう感じている声を多く耳にするため、この記事を書くことにしました。

タイトルが示すように、経営者は自社の状況を理解していると思い込んでいることがありますが、
実際には理解していないことが多いです。

例を挙げてみましょう。

一見、前向きな態度を示しているスタッフが、実は多くの不満を抱えている場合があります。
この不満に対し、周囲が「いいぞ!いいぞ!」と励ますような状況では、その声はやがて大きくなり、会社全体が不穏な空気に包まれます。

この問題に早期に気づけば、改善策を講じることができます。
しかし、気づかない場合、「最近、会社の雰囲気が悪い」という状態になりがちです。

不満を完全に取り除くことは不可能かもしれませんが、小さな問題が大きな亀裂へと発展し、
最終的には会社の存続が危ぶまれることもあり得ます。

例えば、病気になった場合、末期になってからでは手遅れです。
体の異変に早期に気づき、適切に対処することが重要です。
しかし、自分は健康だとか、まだ若いから大丈夫だという根拠のない自信が、問題の早期発見を妨げることがあります。

「うちの会社は大丈夫、みんなを信じているから」という根拠のない自信が、
会社の問題に気付く障壁になっている場合、それは非常に危険です。

しかし、当事者になると問題を見失いがちです。

そんな時、率直な意見を言ってくれる外部のパートナーがいたら、それは非常にありがたいことです。
僕の一つの役割は、そんな外部のパートナーであることです。

自身の反省を踏まえ、自分が果たすべき役割が改めて明確になった今日です。

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