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コモディティ化に飲み込まれないために

DATE . 2024.02.27

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

コモディティ化に飲み込まれないために

今日は「コモディティ化に飲み込まれないために」というテーマで話したいと思います。
現代の市場では、どの商品も大差なく、価格競争が激化しています。
かつては技術力で消費者のニーズを満たし差別化してきましたが、
今は機能的な価値だけでは差をつけられず、価格競争に陥っています。

コモディティ化すると、企業は疲弊し、持続可能な経営が難しくなります。
さらに、商品だけでなく企業自体もコモディティ化し、差別化が困難になります。

私たちはブランディングの過程で、様々なマーケティングフレームワークを活用していますが、
市場が一層コモディティ化すると、企業の戦略も似通ったものになりがちです。
結果として、業界全体が同じニーズを追い求め、同じターゲットに向けて同様の商品を販売することになります。

このような状況は採用面にも影響を及ぼし、企業がコモディティ化すると、
どの会社も同じような条件を競うことになります。
この不毛な競争は避けなければなりません。

経営の本質は競争ではなく、「持続可能な利益を出し続けること」です。
ライバルを打ち負かすことではなく、持続可能な利益を生み出すことが重要です。

不毛な競争を避けるためには、まず競争の概念を捨て、自社独自の価値をターゲットに提供することが求められます。
コモディティ化した市場で生き残るためには、自社の「価値」に常に向き合うことが必要です。

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