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価格の差はブランド力の差

DATE . 2024.01.14

UPDATE DATE . 2024.02.14

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

価格の差はブランド力の差

世の中には機能が同じでも、価格が異なる商品が山のようにあります。

例えばビール。

アサヒスーパードライが200円。
サントリープレミアムモルツは250円。

同じビールでも50円の差があります。

僕はお酒がめちゃくちゃ弱いので、
普段お酒を飲むことはほとんどありません。

でもそんな僕でもビールが飲みたくなる時があります。
(飲み会の場などを除いて)

それは週末です。

特に1週間が忙しかった時などは週末に飲みたくなります。

そんな時コンビニに行けば、スーパードライ、一番搾り、エビス、クリアアサヒなど、
たくさんの銘柄のビールが並んでいて、僕が選ぶビールは決まって「プレミアムモルツ」です。

アサヒスーパードライが200円。
サントリープレミアムモルツは250円。

ただビールが飲みたいのであればスーパードライでも良いはずです。
でも手に取るのはプレミアムモルツ。

正直に言います、僕はビールの味など分かりません。
ましてや50円の差(品質・製法の差)など一生分からないと思います。

でも手に取るのはプレミアムモルツ。

なぜだと思いますか?

それは僕の中で「1週間頑張った自分へのご褒美」
=「プレミアムモルツ」と連想連結しているからです。

だから、ビールコーナーに並んだ他のブランドのビールは比較対象外であって、
そこに価格の差があったとしても関係がないのです。

ブランド力があれば、ちょっとくらい高くても売れてしまう。

ブランドとは本当におもしろいものです。

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