高まり続けるコミュニティーの価値
DATE . 2021.09.01
UPDATE DATE . 2024.04.01
Category : マーケティング
Branding Director
周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2021.09.01
UPDATE DATE . 2024.04.01
Category : マーケティング
Branding Director
周囲からブランディングバカと言われるほど四六時中ブランディングやクリエイティブを探求している。
目標は変化を願う方の挑戦を誰よりも強く支えられる人になること。
今日は「高まり続けるコミュニティーの価値」というテーマについてお話したいと思います。
ここ最近コミュニティを形成し、コミュニティを維持することの重要性が高まってきています。
ひと昔前までは、企業が出す商品やサービスの質に差があり、利用して「損をすることはない」商品やサービスを求めていました。
ところが現代に至っては品質やサービスのクオリティにさほど差がなくなり、どこへ行ってもある程度満足できるサービスを受けることができます。
(便利や美味しいが当たり前の時代になった。)
これにはインターネットの普及が一つの要因として大きく影響していると思います。
スマホで検索をすれば、知りたい情報を受け取ることができ、わからかったことが簡単にわかる様になります。
美味しい料理が食べたいという時は、クックパッドを見れば誰でも美味しい料理が作れてしまいます。
インターネットの普及により、誰でも平等にかつ簡単に知識やノウハウを取得することができる様になったため、少しずつ商品やサービスの質が均等になりつつあります。
そんな時代に消費者は何を基準に利用するサービスを選んでいるのでしょうか。
答えはやっぱり「人」だと思います。
パンが食べたいと思った時に、目の前に二つのお店があったとします。
一つは誰もが知るコンビニ、もう一つは昔からの知人が運営しているパン屋さん。
パンの金額だけみれば、コンビニのパンの方が安いと思いますが、おそらく多くの方はせっかくなら知人の所のパンを食べよう!となると思います。
多少料金が高くても、やっぱり慣れ親しんだ知り合いに対してお金を使いたいと思うはずです。
多くの大企業が飲食事業を展開しているにも関わらず、小さな飲食店が長年続いているのは間違いなくコミュニティの力が一つの要因にあげられると思います。
大企業に対抗するためには、やっぱりコミュニティが鍵となってくるのは間違いなさそうです。
コミュニティの話題からは少し話が逸れますが、
オンラインで商品を簡単に購入できる様になり、クオリティも一定以上の保証がされている時代だからこそ、
消費者はより商品の購入時に人を見る様になっています。
これは実店舗に限った話ではなく、オンライン上でのショッピングでも同様のことが言えます。
どんな人がその企業に属しているのか、どんな人がこのサービスを提供しているのか。
やっぱり気になるものです。
それは、ここにお金を使いたいという理由を探しているからです。
そうなるとやっぱりECサイトやホームページ上でスタッフの写真を出さないのは勿体ないです。
オンライン上に自分の顔を出すのはやっぱり抵抗があると思いますが、ここ最近積極的に人を出す様にしている企業が増えていることは間違い無いです。
となれば経営者の方は、少しでもスタッフの方に誇りを持って顔出しをしてもらえる様に、自社のブランドを育てていく必要があると思います。
話を戻します。
今の時代、コミュニティの価値は徐々に高まってきています。
どの様にしてコミュニティを形成していくのか。。。
その第一歩が「理念やビジョンを明確にする」ことだと思います。
人は想いに共感できなければ、「好き」という感情が生まれません。
今一度、自社の理念やビジョンは誰かにとって共感できるものなのか、さらにはそれがスタッフや自分の行動に反映されているのか、、、
じっくりと見つめ直してみると、これまでにはなかった反応が得られる様になるかもしれません。
それではまた!
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