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伝わる文章はココが違う!

DATE . 2022.10.27

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

伝わる文章はココが違う!

今日は「伝わる文章はココが違う!」というテーマについてお話ししたいと思います。
(1人のクリエイターさんをご紹介を交えて、つらつら書いていきます。)

言葉を大事にする人の言葉は、人を動かす

以前の記事にも書かせていただきましたが、
現在とある会社さんのブランディングプロジェクトの一環である、
行動指針づくりを進めております。
(ロゴやHP公開も控えております。)

主に進めているメンバーは、
クライアント企業の代表のお二方と僕とライターの方です。

何度も何度も全員で、
「あーでもない、こうでもない、あ、けどこの部分はいいよね!」と…
前進と後退を繰り返しながら、一歩ずつ完成に近づいています。
(これぞディスカッションという感じです。)

ライターの方はパートナー会社のアプリコットデザインに所属する「あるがさん」です
(いつもはしずさんと呼んでいます)
https://apricot-design.com/staff/aruga-shizu/

そんなしずさん、生粋の「文章、言葉オタク」です。
(勝手にそう思っています。)

心に刺さる文章が見つかればブログで共有してくれますし、
小説(物語)を愛していますし、
デスクには必ず辞書(辞典)が置かれているみたいですし…

「仕事だから」というのも少なからずあるかもしれませんが、
きっとシンプルに「好きだから」そのような行動が生まれているように思います。

そんな「文章、言葉オタク」が織りなす一つ一つの言葉はやっぱり一味違うんです。

正直、文章ってなんとなく書けてしまうから、
ホームページやパンフレットの制作時、
そこは自分でやってしまおうとしてしまいがちですよね。

ただ、ライターという職業がなくならないのは、
ライターさんが書く文章にはそれだけ、
誰かの心に刺さるという大きな価値があるからだと思っています。

ビジュアル制作に関しても、言葉(コンセプトワード)がなければ、突き抜けません。
言葉があるから、ビジュアルも誰かの心に届く。

常套句も変化球もない、シンプルさ。

では伝わる文章というのは何が違うのか…?
一言で言ってしまうと
「伝えたい事実の明白さ」です。

もう少し噛み砕くと、伝えるための言葉に常套句がなく、シンプルな文章。
ダイレクトにスッと心に届くんですね。

ちなみに常套句とは、
定型や決まり文句のことをいいます。

例えば「最高」という言葉。
気を抜けばついつい使ってしまいがちな言葉です。

「これは最高の冷蔵庫です!」と聞かされた時、どんな商品を思い浮かべますか?

スペック?
意匠的なデザイン?
もう何から何まで全てが最高?

人によって想像する最高は様々なため、
受信側の想像に任せすぎていたりします。

使い古された表現では、やっぱり伝わらない…

なので、常套句は排除しつつ、なるだけシンプルな文章を心がけたいところです。

五感をフル活用して物事を観察し、
感じたままに自分の言葉で伝えたり、
時にはエピソードで伝えてみたり…。

感情も併せて伝えるという意識

また、個人的に強く思うのが、伝え手の「感情」までもが、受け手に伝わる文章って素晴らしいと思うんです。

対面で会話をしている人の話が文章よりも伝わりやすいのは、
表情や声のトーンから相手の感情も無意識に受け取っているからではないかと…!

単に、「楽しかった」という文章のことを指しているわけではありません。
事実の中に感情も忍ぶ文章です。

これにも常套句はNGです。

・・・

どんなビジネスシーンでも結局のところ伝えたもん勝ちです。
伝える事に秀でている人の周りには、必ず人が集まります。

心に刺さる文章はやっぱり価値が高く、この価値を決して侮れない。
そう強く思います。

最後に

文章づくりも一つのクリエイティブです。

クリエイティブにはある程度の時間コストは確実に必要で、
本気で「新しい価値」を生み出そうとすれば、もうこれは必須条件です。

なので改めて今回のお客様には、
この辺りのことにご理解いただいていることに感謝しかありません!

ただ!それだけ言い訳が通じない環境であることも確かです。

なので引き続き目の前のお客様やブランドと本気で向き合い、
誰かの心に刺さるモノを届けていきたいと思っています。

・・・

僕も書く事、伝える事がやっぱり好きです。
しずさんへの尊敬の念と、言葉や文章の重要性を改めてお伝えしたかったので、
このようなブログを書かせていただきました。

それではまた!

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