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リピートが少ないのはターゲティングが原因かも?

DATE . 2022.06.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

リピートが少ないのはターゲティングが原因かも?

どうも、中村です!

今日は「リピートが見込めないターゲティング」というテーマについてお話ししたいと思います。

サービス設計時に必ず行うであろう、ターゲティング。
このターゲティングは僕たちブランドマネージャーは特に細心の注意を払いながら設計をしています。

なぜなら…ターゲティングを一歩間違えると、リピートが見込めない商品と化してしますからです。

簡単にご説明していきたいと思います。

例え話になりますが、見た目がとても華やかで可愛らしく、
いかにも女性の方が好みそうなデザインが施されたお団子があったとします。
とにかくインスタ映えをする様なお団子です。

おそらくこの様な商品のターゲットは、インスタグラムに普段からお洒落な写真をアップする様な方で、
年齢層的にも若い世代をターゲットとしているはずです。

初めは物珍しさに一気にSNS上で話題になり、注目され、
そのお団子を目掛けて多くの人がそのお店に足を運ぶことでしょう。

ですが…
前提条件が不足しているので一概には言えませんが、
その様な商品のリピート率はかなり低い可能性が高いです。

なぜなら、そもそも「お団子」という和菓子が好きで、比較的普段から食べているという層を狙っていないからです。

まずお店自体に興味を持ってもらうための一つの施策として、
商品展開している場合は問題ないかもしれませんが、
その商品をメインの商品として訴求してしまうのは少々危険です。

やっぱり大事なのは、本質的な価値を好む層を捉えること。

インスタ映えする様な見た目は、あくまで付随する価値であって、
満たすべきニーズ選定を見誤った上でターゲティングを行い、
その見た目を本質的な価値として訴求してしまうと、
その見た目だけを求めた層しか集まらないという危険性があるのです。

おそらくその様なターゲットの方は、お団子の味はあまり気にしません。
一度その商品を写真に収めれば、もうそれで満足なのです。
(消費者の中で本質的な価値と付随する価値が逆転してしまっている)

見た目に十分にこだわる商品展開も間違いなく大事!!ですが、
狙いべきニーズ、ターゲットを間違えてしまうと新規顧客の獲得ばかりに奔走することになります。

新規顧客の獲得はリピート顧客に比べ、5倍のコストがかかると言われております。

現代の日本は人口が減り続ける一方です。

新規顧客獲得に焦点を当てるのではなく、
リピーターを増やすこと、リピーターで居続けてもらうことに焦点を当てて施策を行うことを強くお勧めしたいです!

一つの戦略が、事業の業績を大きく左右します。

僕たちも引き続き最善の注意を払いながらサポートを続けていきたいと思います。

それではまた!

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