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ブランドマネージャーって何ですか?

DATE . 2021.07.01

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ブランドマネージャーって何ですか?

今日は、「ブランドマネージャーって何ですか?」というテーマについてお話したいと思います。

普段僕たちが当たり前の様に使っている言葉、「ブランドマネージャー」ですが、よくお客様や友人からそもそもブランドマネージャーって何?というご質問を受けるので、ブランドマネージャーとは?について書いていきたいと思います。

初めから結論になりますが、ブランド・マネージャーは、役職名とかではなく、経営者的視点からブランドの価値を高める経営戦略を実現する役割を担う人のことを指しています。

活動内容はブランドの構築から管理育成まで広い範囲で責任を担いますので、企業活動において重要な役割を担います。

構築する

そもそもブランドの構築?管理育成?という疑問が出てくるかと思います。

ブランドの構築に関してはその言葉の通り、新たにブランドを作ることです。
新規事業で何か自社独自の製品を開発して市場に送り出したり、新規で会社を立ち上げたりなど…

ブランドの対象になるものを新たに構築する際にブランドマネージャーが活躍します。
ブランディングワークショップを行い、あらゆるフレームワークを活用して構築していきます。

この時ブランドマネージャーは自分の手でブランドを構築していくことはしません。

ご依頼いただいた企業さんのプロジェクトメンバーの方にご参加いただき、参加者全員でブランドを構築していきます。
我々ブランドマネージャーはファシリテーターとして参加し、意見を引き出したり、方向性が逸れてきたら軌道修正させていただいたりします。

育てていく

そして、管理育成についてです。
そもそもブランドは構築したとしても、誰かに「識別されていないと」ブランドとは呼べません。

誰かに「このロゴといったら〇〇だよね」と識別してもらえたらそれはブランドと呼べます。
誰にも識別されていない状態のことを「ブランドゼロ」の状態と言います。

そして、誰かに識別されるようになったとしても、その識別がプラスな状態なのか?マイナスの状態なのか?…についても考えていかなければなりません。
できるだけマイナスの状態になることを避け、プラスの状態へ持っていけるようにマネジメントしていくのももちろんブランドマネージャーの役割です。

ちなみに、プラスに識別されている状態のことを「ブランドプラス」、反対にマイナスに識別されていることを「ブランドマイナス」と言います。
プラスに識別してくれる人を増やし、徐々に多くの方にブランドを好きになってもらえるように努めていけば、やがて強いブランドになっていきます。

広めていく

多くの方にブランドを好きなってもらえるようにしていくには、マーケティングの力やデザインの力も必要です。

どのようにできたブランドを市場に浸透させていくのか?
そのための戦略や戦術はどんなものが挙げられるか?
自社のリソースを考えたときにそれは実現可能なのか?
ターゲットに好まれるデザインなのか?
「らしさ」がデザインによって表現できているのか?… など

構築されたブランドを広めていくための戦術考え、実行された後も随時細かく確認を行っていきます。

そのためブランドマネージャーは常に市場の動きに対して敏感であり、状況ごとで適切な判断を行うことが求められてきます。
(ブランドマネージャーに必要なスキルをあげ出したらキリがありません;;)

かなりざっとにはなりますが、そもそもブランドマネージャーとは??について書かせていただきました。

今、時代の流れはとても早いので、時代に取り残されないようにブランドマネージャーも日々成長していなければなりません。
経営戦略、マーケティング戦略、コミュニケーション戦略(デザインも含む)、全てのお悩みについて最適なアウトプットができるように準備をしています。

強いブランドを創っていくためには、間違いなくブランドマネージャーが必要だと思っています。
何か行き詰まったらブランドマネージャーに相談してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、僕たちはご提案を押し付けるようなことはしたくありません。
ご提案を押し付けてブランドを創ったとしても、そのブランドに対して誰も自分ごとになることができないからです。

自分ごとになることができなければ、強いブランドに育てていくことはできないですよね。
共に伴走するパートナーとなれればと思っています。

それではまた!

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