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WEBサイトリニューアルの頻度はいつが最適?

DATE . 2024.11.30

UPDATE DATE . 2024.12.06

Category : WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

WEBサイトリニューアルの頻度はいつが最適?

どうも、中村です!

「WEBサイトのリニューアルってどれくらいの頻度で行うべきなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?日々の事業運営に忙しいと、WEBサイトの更新はどうしても後回しになりがちです。ですが、WEBサイトは放置しているとあっという間に「賞味期限」が切れてしまうこともあります。

今回は、どんなタイミングでWEBサイトのリニューアルが必要なのか、また、その頻度についてお話しします。

WEBサイトに「賞味期限」はあるのか?

実際のところ、WEBサイトに厳密な賞味期限はありません。中には10年近く変わらないWEBサイトもあれば、数ヶ月でリニューアルが必要になるサイトもあります。ですから、何年に一度のリニューアルが理想というような明確な基準はないのです。

ただ、WEBサイトの「賞味期限」がないからといって、いつまでも同じデザインや内容でいいわけではありません。WEBサイトは会社やサービスの「顔」としての役割を果たしているので、情報が古くなっていたり、デザインが時代に合わなかったりすると、見えないところで機会損失が発生してしまいます。

リニューアルのタイミングを決める3つのポイント

では、具体的にどのようなタイミングでWEBサイトをリニューアルすべきなのか、そのポイントを3つご紹介します。

1. 事業内容や強みに変化があったとき

企業は成長や変革に伴い、事業内容やサービスの強みが変わることが多々あります。例えば、新しいサービスを開始した、または主要な顧客層が変わったなど、大きな変化があった場合はWEBサイトの見直しが必要です。

古いWEBサイトの内容が現実とズレていると、訪問者に誤解を与えてしまう可能性があります。また、せっかくの新しい強みが活かされず、以前の内容のままだとその魅力が伝わりません。ですので、事業の変化に合わせてWEBサイトもリニューアルし、現状の企業の姿に合った内容に更新しましょう。

2. ホームページの目的が達成できないとき

WEBサイトを運営する際には「顧客にどんな価値を提供したいか」「どんなアクションをしてほしいか」といった目的があります。例えば、「新規の問い合わせを増やしたい」「認知度を向上させたい」などが一般的な目的です。

もしその目的が達成されていない、もしくは訪問者の反応が思わしくない場合、それはWEBサイトがうまく機能していないサインです。サイトの構造や内容、デザインを見直すことで改善できる部分が見つかるかもしれません。このような場合には、目的に合わせたリニューアルが必要です。

3. 実際の会社やサービスとWEBサイトの内容が乖離しているとき

WEBサイトの内容が実際の会社やサービスの姿から離れてしまうと、ユーザーに混乱を招くだけでなく、会社の信用を損なうこともあります。特に自社のサービス内容や強みに変化があると、WEBサイトの内容もそれに合わせて更新しなければ、見えないところで大きなロスを生んでしまいます。

例えば、WEBサイトに記載してあるサービス内容が実際には提供されていなかったり、価格が変わっているのに更新されていなかったりすると、ユーザーはその情報を信じて問い合わせてくるわけです。実際のサービスと乖離がある状態のWEBサイトをそのままにしておくと、ユーザーが離れてしまう原因になりかねません。

WEBサイトリニューアルの頻度に関する考え方

WEBサイトのリニューアル頻度に関して「具体的な年数」はありませんが、状況に応じて変わると言えます。前述のように、事業の変化やサービスの拡大などでリニューアルが必要な時もあれば、定期的な調整で十分な場合もあります。

たとえば、全体的な大規模リニューアルではなく、数ヶ月ごとに少しずつ調整を加え続ける方法もあります。これにより、サイト全体が常に現状に近い状態で保たれ、見えないロスを減らすことができます。こういった調整が続くことで、WEBサイトの賞味期限が延びていくのです。だから公開後の運用が大事になってくるわけです。

「仮説」をもとにしたリニューアルの重要性

WEBサイトは多くの場合、運営当初の「仮説」に基づいて構築されます。「こんなユーザーに向けて」「こういった情報を載せれば問い合わせが増えるはず」という仮説を立ててサイトを作りますが、実際の反応を見てみると想定通りにいかないこともあります。つまり、運用を重ねていく中で少なからずズレが生じてくるのです。

そのズレをその都度調整しながら運営することで、WEBサイトの賞味期限が自然と伸びることになります。しかし、放置してしまうと、最初の「仮説」が合っていたとしても次第にズレが大きくなり、賞味期限が切れてしまいます。WEBサイトは構築したら終わりではなく、育てる必要があるものです。

まとめ

WEBサイトのリニューアルに決まった頻度はありませんが、事業内容やサービスの変化、目的の達成状況に応じて見直す必要があります。定期的な調整でWEBサイトを最適な状態に保つことで、賞味期限を長くすることが可能です。

WEBサイトを育てていく感覚を持ちながら、常に現状に最適な形に調整し続けることで、企業の顔としてユーザーにより良い価値を提供できるサイトになります。企業にとっても、ユーザーにとっても、わかりやすく価値のあるWEBサイトを目指していきましょう。

それではまた!

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