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肌で感じる消費者の変化

DATE . 2024.06.06

UPDATE DATE . 2024.06.04

Category : 自社プロジェクト

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

肌で感じる消費者の変化

こんにちは、中村です!

最近、物価が高騰しているにもかかわらず、所得が増えていないことがよく話題になっていますよね。
この状況は消費者の行動にも大きな変化をもたらしています。
ただ、企業側はこれをなかなか感じにくいものです。

今日、私たちが運営する「tone village」で全体ミーティングがありました。
このミーティングで、ネイルサロンとトリミングサロンの最近の消費者動向についての話題になりました。

これらのサービスは、生活必需品ではなく、嗜好品として部類されます。
消費者がこれらのサービスに支出できる金額は、所得から生活費を差し引いた後の余裕によって決まります。

生活費が高くなり、所得が変わらなければ、自由に使えるお金は減ってしまいます。
その結果、ネイルサロンやトリミングサロンへの来店回数が減るか、全く行かなくなる人も出てくるわけです。

現場のスタッフから聞く話は、実際の状況をよりリアルに感じさせてくれます。
美容業界では、例えば以前は2ヶ月に1回サロンに行っていた人が、
今では3ヶ月に1回になるなど、来店頻度が減少しているそうです。

しかしその一方で、客単価が上がっているという現象も起きています。
これは消費者の二極化が進んでいる証拠です。

「量よりも質」「頻度は減っても本当に良いサービスを利用したい」
といった意識が働いているのかもしれません。

私たちの店舗では幸いにも売上が上がっていますが、この状況を見て油断せず、
さらに努力を重ねていかなければならないと感じています。

物価の高騰と所得の停滞が続く中で、消費者の選択がどのように変わるのかを理解し、
その変化に合わせた対策を講じることが、私たち事業者に求められています。

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