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僕らは心の豊かさを求めて消費している

DATE . 2024.05.28

UPDATE DATE . 2024.05.09

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

僕らは心の豊かさを求めて消費している

モノではなくコト(体験)を売れと言われて久しいですよね。

「体験を売る」という概念は、もはや新しいことではなく、私たちの生活に深く根付いています。

このことを実感したのは、先日山梨県の桃農家さんとのお打ち合わせの際でした。

山梨と言えば、その美味しい桃や葡萄が有名です。

地元の道を走ると、あちこちに桃の直売所が見られ、
収穫の盛りには遠方からも多くの人が桃を求めて訪れます。

今の時代、北海道の人が山梨の桃を手に入れたいと思ったら、
通販で簡単に購入できるし、近所のスーパーにも置いてあります。

それにもかかわらず、多くの人がわざわざ山梨に足を運び、現地で桃を買うのです。

この行動は、単に「桃を買う」というモノの購入を超えた、何か特別な「体験」を求めている証拠です。
山梨で桃を選び、買う過程自体が、心の豊かさをもたらしているんですよね。

私たちの日常の消費行動を見返すと、生活必需品以外の多くの購入が、
この心の豊かさを追求していることがわかります。

消費の背景にある心の豊かさに注目することで、
新たなビジネスのヒントが見えてくるかもしれません。

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