ブランドに人格を持たせよう
DATE . 2024.05.09
UPDATE DATE . 2024.04.27
Category : ブランディング
Creative Director
1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.05.09
UPDATE DATE . 2024.04.27
Category : ブランディング
Creative Director
1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士
突然ですが、皆さんがスターバックスというブランドにどんな印象を持っていますか?
●おしゃれ
●人当たりが良い
●居心地が良い
●前向きな雰囲気
●ゆったりしている
多くの人がこのような印象を持っていると思います。
実は、面白いことに「コーヒーがおいしい」と答える人は少ないんですよね。(中村調べ)
これらの印象は、人の特性に似ています。例えば、こんな感じです。
●おしゃれな人
●人当たりの良い人
●居心地が良い人
●前向きな人
●落ち着いている人
スターバックスの印象は、あたかも架空の人物を描いているようなものです。
これは心理学者ハミルトンの「印象形成実験」に基づくもので、
人は多くの情報を効率的に記憶するために意味的に関連付け、
「ひとつの概念」としてまとめ上げると言われています。
私たちはスターバックスの店舗での体験、デザイン、スタッフとのコミュニケーションを通じて、
これらを「ブランドパーソナリティ」として統合し、スターバックスというブランドを記憶しています。
では、「ドトールコーヒー」を見てみましょう。
これは僕の個人的な印象ですが
●慌ただしい
●時間がない時にサクッとコーヒーが飲める
●効率的
このように「テキパキと効率的な人」のイメージを持っています。
ブランドの印象は偶然ではなく、ブランド側が意図的に形成しているものです。
例えばスターバックスでは席数を抑えることでゆったりとした空間を提供し、居心地の良さを演出しています。
一方でドトールは席を詰めて配置し、長居を促さない設計が、効率的なイメージにつながっています。
お客さんはこれらの体験を通じて、ブランドのパーソナリティを形成していきます。
このパーソナリティが共感を呼べば、そのブランドへの感情移入が深まります。
だから、魅力的なブランドを築くためには、ブランドパーソナリティを上手く活用することが大切です。
自分たちがどのように 思われたいかを明確にし、そのイメージをWEB、SNS、
店舗、接客など、全てのチャネルで一貫して伝え、体験してもらうことが重要です。
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