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売上最大化ではなく利益最大化

DATE . 2024.04.24

UPDATE DATE . 2024.04.18

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

売上最大化ではなく利益最大化

少子高齢化、所得の減少、さまざまな原材料の高騰、そして大量生産・大量消費による環境への負担。
これらのネガティブな要素を考慮すると、今後の時代において売上を伸ばし続ける経営戦略は困難ですよね。

特に多くの企業がターゲットとしている20歳から39歳までの人口は、
2060年には現在の半分(1500万人)に減少する見込みです。

例えば、夏祭りに屋台を出店する場合を考えてみましょう。

来場者数が1000人の場合と100人の場合では、単純計算で売上が10倍も変わります。
現在、この来場者数が減り続けているような状況に直面していますので、
売上を無理に伸ばそうとする戦略は非常に難しいわけです。

大企業であれば、その圧倒的な資本力を活かして広告宣伝を行い、
一気に大量の顧客を集めることができるでしょう。

しかし、中小企業にはそうはいきません。

売上を無理に最大化しようとすると、
資本力のある大企業との競争になり、ほとんど勝ち目がありません。

そのため、中小企業は利益最大化を目指すべきです。
これには、少数の顧客からより高い価格で、継続的に購入してもらえるような持続可能な戦略が必要です。

価格を高く設定するためには、商品やサービスに付加価値を与える必要があります。
また、顧客に継続的に購入してもらうためには、忠実なファンを獲得することが欠かせません。

新規顧客の獲得に焦点を当てるのではなく、一生涯関わっていきたいと思える顧客像を明確にし、
地道にファンを増やしていきたいものですね!

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