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売上最大化ではなく利益最大化

DATE . 2024.04.24

UPDATE DATE . 2024.04.18

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

売上最大化ではなく利益最大化

少子高齢化、所得の減少、さまざまな原材料の高騰、そして大量生産・大量消費による環境への負担。
これらのネガティブな要素を考慮すると、今後の時代において売上を伸ばし続ける経営戦略は困難ですよね。

特に多くの企業がターゲットとしている20歳から39歳までの人口は、
2060年には現在の半分(1500万人)に減少する見込みです。

例えば、夏祭りに屋台を出店する場合を考えてみましょう。

来場者数が1000人の場合と100人の場合では、単純計算で売上が10倍も変わります。
現在、この来場者数が減り続けているような状況に直面していますので、
売上を無理に伸ばそうとする戦略は非常に難しいわけです。

大企業であれば、その圧倒的な資本力を活かして広告宣伝を行い、
一気に大量の顧客を集めることができるでしょう。

しかし、中小企業にはそうはいきません。

売上を無理に最大化しようとすると、
資本力のある大企業との競争になり、ほとんど勝ち目がありません。

そのため、中小企業は利益最大化を目指すべきです。
これには、少数の顧客からより高い価格で、継続的に購入してもらえるような持続可能な戦略が必要です。

価格を高く設定するためには、商品やサービスに付加価値を与える必要があります。
また、顧客に継続的に購入してもらうためには、忠実なファンを獲得することが欠かせません。

新規顧客の獲得に焦点を当てるのではなく、一生涯関わっていきたいと思える顧客像を明確にし、
地道にファンを増やしていきたいものですね!

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