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数字に縛られると心を失う

DATE . 2024.04.18

UPDATE DATE . 2024.04.16

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

数字に縛られると心を失う

私たちは気がつくと、数値に支配されていることに気づきます。

SNSではフォロワー数、いいね数、チャンネル登録者数、WEBサイトではアクセス数など、
身の回りには数値を物差しとして使い、良し悪しを決めることが多いです。

そしてまるでそれらの数字が多いことが正義であるかのように扱われ、日々数字に一喜一憂しています。

なぜこのようになったのでしょうか。それは時代の変化による不安からだと思います。

数字は成果として目に見えるため、増えるごとに前進していることを実感できるからです。
不確実性の高い現代では、これが道標として最適であり、結果として私たちは数字にしがみつくようになったのです。

会社の売上も同様かもしれません。
数字による安心感を得たいがために、一生懸命に売上を伸ばそうとするのです。

もちろん、数字は重要な指標ですから、上手に活用しなければなりません。
しかし、数字だけに囚われてしまうと、心を失ってしまいます。

例えば、インスタグラムのいいねの数です。
投稿していいねが100件しかつかなかった時に落胆することがあります。
これは100件という数字が少ないと感じるためですが、それは他のアカウントとの相対的な比較の結果であり、
数字の大小を比較しても実際には何の意味もありません。

誰と戦い、誰に勝とうとしているのでしょうか。

だから100件のいいねは、ただの数字としてではなく、その背後にある100人の人として向き合うべきです。
100人の心が動いていいねに至ったわけですから。

数値に縛られた現代社会の代償は「心を失う」ことです。
数字をただの数値として表面的に捉えてしまうと、
本当に大切なものを見落としてしまいますので、注意が必要です。

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