WEBサイトやECサイトは自販機じゃない

こんにちは、中村です！

今日は「WEBサイトやECサイトは自動販売機じゃない」という話をしたいと思います。

僕がECサイト運用を始めたのは、今から20年前、20歳の頃です。

当時は会社勤めをしながら、副業でECサイトを運営していました。

環境にやさしい洗剤やオーガニックな食品などを扱うショップで、
商品の仕入れからサイトの作成、集客まで全て自分で行っていました。

今では副業が認められつつありますが、当時は副業が絶対に許されない時代でした。
そのため、こっそりと運営していました。

その後、独立して実店舗を開業し、ECサイトの運用を本格的に始めました。

当時の集客の中心はブログやSEO対策、相互リンクなどでした。
インターネット自体がまだ怪しまれており、商品を売るのが非常に難しい時代でした。

20数年が経ち、インターネットは生活の一部となり、ネットショッピングは当たり前の時代になりました。
インスタグラムやYouTubeなど、さまざまな集客ツールが利用できるようになりました。

時流は技術の進化と共に変化しましたが、
20年前と変わらないのは「手をかけた分だけ、反響が返ってくる」という事実です。

現在は自分でECサイトを運用していませんが、クライアントのECサイトのサポートを通じて、この点を実感しています。
十分な人員配置をせず、片手間で運営をしている場合、反響がでにくいのです。
つまり、「手をかけなければ、反響は得られない」ということです。

ECサイトを作れば自動的に売れるというのは幻想です。
もし本当にそうなら、僕も無数のECサイトを作って、労働せずに収入を得ているはずです。

これはECサイトだけでなく、ホームページにも言えることです。
手をかければかけるほど、反響が得られます。

しかし、多くの企業がこの事実を理解せずにECサイトやホームページを立ち上げ、
反響が得られないと次々に新しい手法を試み、結局は何も成果を出せずに放置してしまっています。

WEBサイトやECサイトは自動販売機ではなく、運営には手間、時間、お金がかかります。

WEBに力を入れたいなら、適切な人員を配置し、必要なコストを投入するべきです。

それでは、また。