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ブランディングが先か、企業の成長が先か

DATE . 2024.03.03

Category : ブランディング / WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ブランディングが先か、企業の成長が先か

卵が先か鶏が先かって話、聞いたことありますよね?

どちらが先に来たのか、ちょっと考えると頭が混乱してしまうようなあの問題です。
実は、僕たちのお仕事の世界でも、似たような議論があるんです。「ブランディングが先か、企業の成長が先か」という話です。

ブランディングを通じて企業を成長させるべきか、それとも企業が成長した後にブランディングに取り組むべきか、
どちらが正解なのかという点が、よく話題に上がります。
僕の答えは、ブランディングが成長への鍵だというものです。

成長した後にブランディングを始めようとすると、企業のイメージがすでに固まってしまっていることが多いんです。
そのイメージがもし僕たちらしさや独自性をしっかりと反映していない場合、
それを変えるのにはすごく労力とコストがかかってしまいます。

さらに、ブランドは働くスタッフ全員が一緒に作り上げていくもの。
企業を先に成長させてしまうと、スタッフ間での認識のズレが生じやすく、
後からそれを修正するのはとても大変なんです。

ところで、これと同じような議論で、「ホームページが先か、成長が先か」というのもあります。
僕は、成長するためにホームページへの投資を最初に行うべきだと考えています。
これは僕の経験から来る個人的な意見ですが。

企業の成長を階段に例えてみましょう。
現在の位置から一段一段上に登っていくことが成長です。
ホームページには、「企業の今」を表すものと、「企業の未来」を表すものの2つのタイプがあって、
後者の方が、目指すべき未来に向かって一歩を踏み出すきっかけになります。

「企業の未来」を表すホームページは、自分たちの「こうありたい」という願いを込めることができます。
目標を持ってその方向に努力することで、成長は自然とついてくるんです。

だから、成長を目指すなら、まずは「こうありたい」という思いを形にしたホームページを作ることが大切だと思うんです。
実際、僕たちの会社も、これまで何度もホームページをリニューアルしてきましたが、それはいつも「未来」を見据えたものでした。

ただし、いきなり階段を3段も飛ばしてしまうのは危険です。
言っていることとやっていることが一致しなくなり、結局はそのギャップが問題を引き起こしてしまうからです。
だからこそ、一歩一歩、確実に階段を上っていくように、ホームページへの投資を考えてみてはどうでしょうか。

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