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ブランディングが先か、企業の成長が先か

DATE . 2024.03.03

Category : ブランディング / WEB・WEBブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

ブランディングが先か、企業の成長が先か

卵が先か鶏が先かって話、聞いたことありますよね?

どちらが先に来たのか、ちょっと考えると頭が混乱してしまうようなあの問題です。
実は、僕たちのお仕事の世界でも、似たような議論があるんです。「ブランディングが先か、企業の成長が先か」という話です。

ブランディングを通じて企業を成長させるべきか、それとも企業が成長した後にブランディングに取り組むべきか、
どちらが正解なのかという点が、よく話題に上がります。
僕の答えは、ブランディングが成長への鍵だというものです。

成長した後にブランディングを始めようとすると、企業のイメージがすでに固まってしまっていることが多いんです。
そのイメージがもし僕たちらしさや独自性をしっかりと反映していない場合、
それを変えるのにはすごく労力とコストがかかってしまいます。

さらに、ブランドは働くスタッフ全員が一緒に作り上げていくもの。
企業を先に成長させてしまうと、スタッフ間での認識のズレが生じやすく、
後からそれを修正するのはとても大変なんです。

ところで、これと同じような議論で、「ホームページが先か、成長が先か」というのもあります。
僕は、成長するためにホームページへの投資を最初に行うべきだと考えています。
これは僕の経験から来る個人的な意見ですが。

企業の成長を階段に例えてみましょう。
現在の位置から一段一段上に登っていくことが成長です。
ホームページには、「企業の今」を表すものと、「企業の未来」を表すものの2つのタイプがあって、
後者の方が、目指すべき未来に向かって一歩を踏み出すきっかけになります。

「企業の未来」を表すホームページは、自分たちの「こうありたい」という願いを込めることができます。
目標を持ってその方向に努力することで、成長は自然とついてくるんです。

だから、成長を目指すなら、まずは「こうありたい」という思いを形にしたホームページを作ることが大切だと思うんです。
実際、僕たちの会社も、これまで何度もホームページをリニューアルしてきましたが、それはいつも「未来」を見据えたものでした。

ただし、いきなり階段を3段も飛ばしてしまうのは危険です。
言っていることとやっていることが一致しなくなり、結局はそのギャップが問題を引き起こしてしまうからです。
だからこそ、一歩一歩、確実に階段を上っていくように、ホームページへの投資を考えてみてはどうでしょうか。

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