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長期的な戦略の重要性

DATE . 2024.02.29

Category : 経営戦略

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

長期的な戦略の重要性

売上がなければ企業は存続できません。

素晴らしいビジョンがあっても、資金が枯渇してはその夢を実現することはできません。
これは、ほぼ全ての中小企業経営者が認識している事実です。

しかし、経営者はしばしば、目先の売上に焦点を合わせがちです。
経営には、短期的な施策と長期的な施策が必要であり、日々の売上に追われることは、短期的な視点に過ぎません。
このような状態が続くと、自転車操業のような状況に陥り、ビジョンを持つ余裕さえなくなってしまいます。

ここで大切なのは、たとえ少しだけでも、長期的な施策に目を向け、実行していくことです。
では、長期的な施策とは何でしょうか。
新規事業の準備や人材採用もその一つですが、僕が特に重要だと考えるのは、「組織の価値観(文化)」を築き上げていくことです。

企業を取り巻く多くの課題の根底には、「人」が関わっています。
人の振る舞いや考え方に関わる課題は、短期的な施策だけでは解決しにくいものが多いです。
長期的な視野で、根本から問題に取り組む必要があります。

人は感情に基づいて動き、考え方も様々です。
個々が異なる方向を向き、自由に行動していると、組織全体としての課題が増えていくことになります。
そのため、共通の価値観を持ち、一致団結して進むことができる「文化」の構築が不可欠です。

人に関わる問題に対して、長期的なアプローチを取ることは、
その成果を直接的に検証することが難しく、即時の成果が見えにくいものです。
そのため、費用対効果が明確でないことから、短期的な施策に逃げがちになります。

しかし、企業の未来はそこで働く「人」によって大きく左右されます。
人を変えるには時間がかかりますが、そのためには今から長期的な視点で投資を始めることが重要です。

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