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失敗しない起業のために

DATE . 2024.02.25

Category : ブランディングデザイン / LIFE WORK DESIGN

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

失敗しない起業のために

今日は、これから起業を考えている方へ向けたお話しとなります。

失敗する=廃業すること

失敗と成功は対照的な言葉ですが、成功の定義は人それぞれ異なります。
一方で、失敗は多くの場合「事業が継続できず廃業すること」を指すと考えられがちです。
失敗を避けることが、一つの成功とも言えるでしょう。

成功ノウハウには再現性がない

成功するための方法は、その再現性に乏しいです。
成功した人の経験や背景を全て真似ることは不可能ですから、成功ノウハウをそのまま適用してもうまくいかないことが多いです。
成功ノウハウは参考程度にとどめ、一つの考え方として捉えましょう。

失敗ノウハウには再現性がある

成功するためのノウハウは、その再現性に乏しいことが多いですが、
逆に失敗するためのノウハウには高い再現性が存在します。

一般的な失敗の要因には以下のようなものが挙げられます:

運転資金の不足
集客力や営業力の不足
友人との共同経営
経営に関する知識の不足
これらの要因を見ていくと、運転資金が不足すると、事業が存続できなくなる可能性が高くなるなど、
失敗に繋がるパターンには一定のパターンがあります。

このようにまとめてみると、成功するためのノウハウよりも、失敗を避けるための要因に注目し、
これらを避けることで事業の継続が可能になります。

起業の際のブランディングの重要性

僕自身の起業した当初についての後悔、あるいは失敗談に近い体験を共有したいと思います。

当時、僕にはブランディングに関する知識がありませんでした。

「ブランド」と聞くと高級バッグを連想し、「ブランディング」は大企業が行うものと軽視していました。

もしタイムマシンがあれば、過去の自分を見つけ出し、その考えを改めさせたいとさえ思います(笑)。

僕が経験した失敗の一つは、起業時に「集客」の重要性を過小評価していたことです。
集客が成功すれば売上が伸び、資金繰りの問題も解消されます。
経営に関する知識が乏しくても、集客さえできれば、後で勉強すれば良いと考えていました。

集客には、短期的な「マーケティング=売れる仕組みづくり」と、
長期的な「ブランディング=売れ続ける仕組みづくり」が必要です。

起業時はつい、目先の売り上げに注力し、長期的なブランディングをおろそかにしがちです。
目先のマーケティングに固執すると、「新規」顧客ばかりを追求する結果、「リピーター」の構築がおろそかになり、結果的に事業が疲弊します。

ブランディングは、一朝一夕に成果が出るものではなく、時間を要するプロセスです。
そのため、起業時からブランディングへの取り組みを始めるべきです。

僕自身、起業時にブランディングを軽視したため、苦労しました。
しかし、その経験から学んだことは、長期的な視点でブランディングに取り組むことの重要性です。

これから起業する皆さんには、僕のような苦労をしてほしくありません。
初めからブランディングという概念を理解し、取り入れていただきたいです。
そうすることで、幸せな起業生活が送れるはずです。

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