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言葉選びはブランドづくり

DATE . 2024.01.12

UPDATE DATE . 2024.02.12

Category : ブランディング / ブランディングデザイン

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

言葉選びはブランドづくり

今日は言葉はブランドを作る上で重要!というテーマでお話をしたいと思います。

私たちは日々の暮らしの中で言葉に影響を受けて、言葉で判断しています。

「おはよう!」という元気の良い言葉をかけられると、
こちらも気分が良くなり元気に1日を過ごそうと思えます。

でも、顔を合わせても「おはよう!」がなければ、
なんとなく1日がぎこちなくなってしまいます。

言葉によって心が動かされ、言葉によってその後のあり方が変わってきます。

顧客がブランドに接触するタイミングには、
ロゴ、色、音楽、パッケージなどがあり、言葉もまたそのうちの一つです。

パン屋さんに行き、次のようなパンが売っていて、
価格が同じであったらどちらのパンを手に取るでしょうか?

多くの方が右側の食パンを選ぶと思います。
「食卓の笑顔を増やす」なんて素敵ですよね。

では次に、以下のような規模の会社がありそれぞれに理念があります。

どちらの会社の印象が良いでしょうか?
多くの方が右側を選ぶと思います。

次に採用の場面で、以下の能力が同じ2人のうちどちらを採用するでしょうか?

多くの方が左側を選ぶと思います。

いかがでしょうか?
どれも言葉によって影響を受けている事が分かります。

同じような品質の商品やサービスがあふれている中、
目に止まり心を動かすために「言葉」はめちゃくちゃ重要なのです。

ブランドにおいて言葉は「CI」と呼ばれています。
「CI」はブランドの「らしさ」でもあります。

自分たち「らしい」言葉を選ぶことも、ブランディングにおいて重要になるわけです。
ただ何気なく思いつきで言葉を選ぶのではなく、論理的に検討していく必要があります。

それではまた!

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