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二極化が生まれる原因は時間の使い方

DATE . 2024.01.25

UPDATE DATE . 2024.02.25

Category : LIFE WORK DESIGN

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

二極化が生まれる原因は時間の使い方

以前からブログで何度か触れてきたように、今後収入の二極化がますます進むと言われています。

誰でもできる単純作業はAIやロボットが代わりを務め、
その他の業務では「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」などが強く求められるようになります。

このような状況では、単純作業を行う仕事では収入が減少する一方で、
上述したスキルが求められる仕事では収入が増加するとされています。

では、なぜこのような収入の二極化が起こるのでしょうか?

与えられた時間は誰にとっても平等であり、寿命や年齢は異なるものの、1年は常に365日、8,760時間です。

このことから、時間の使い方が収入の二極化を生む原因と考えられるのが合理的な見方です。

時間の使い方を見直そう

時間を効率的に使うためには、時間に対する考え方を見直す必要があると思います。

例えば、多くの人が「時間をかければ良い仕事ができる」とか
「量をこなせば仕事の質が自然と上がる」と考えがちです。

しかし、「時間をかければ良い仕事ができる」という考えには限界があります。
私たちの仕事でよく聞く「時間があればもっと良いデザインができたのに」という言葉ですが、
時間をかけたからといって必ずしも質が高まるわけではありません。
主な理由は、スキルが不足しているからです。
スキルが不足している状態でいくら時間をかけても、良いデザインを生み出すことは難しいです。

このことはクリエイティブな仕事に限った話ではありません。
アイデア出しを含む様々な場面で、スキルが不足していると、いくら時間をかけても良いアイデアは生まれません。
「時間があればできたのに」という言葉の裏には、実は自分を正当化する「逃げ」や「楽」、そして「プライド」が隠れていることがあります。
しかし、このような考え方ではスキルは向上しません。だからこそ、「時間があれば」という言い訳をする前に、スキルアップを優先することが大切です。

「量をこなせば仕事の質が自然と上がる」という考えも、一定のレベルまではその通りですが、
それ以上の質の向上は見られません。
僕が以前レンタルビデオショップの開店準備に携わった際、作業が慣れてくると速度が上がり、質も向上しました。
しかし、あるレベルを超えると、さらなる速度の向上や質の改善は見られなくなりました。
これは、単純作業の繰り返しであるルーチンワークが、一定のラインで質の向上が止まることを示しています。

現在、多くの人がルーチンワークとクリエイティブワークの間で行ったり来たりしていますが、
ルーチンワークは将来的にAIやロボットに置き換えられていくでしょう。
そのため、収入の二極化の「良い方」に入るためには、クリエイティブな仕事の能力を高めることが必要です。
これを実現するためには、「時間があれば」という言い訳を捨て、スキルアップに努めることが求められます。

時間の使い方次第で、人生は良くも悪くも変わります。
平等に与えられた時間を上手に活用して、充実した人生を送りたいですね。

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