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競合の見極めはとても大事

DATE . 2024.02.23

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

競合の見極めはとても大事

ビジネスにおいて、競合の正確な識別は非常に重要です。

自社のビジネス領域には常に競合が存在し、これらとの差別化を明確にすることが、選ばれる理由に直結します。
間違った競合の特定は、差別化ポイントを無効にするリスクを高めるため、慎重な判断が求められます。

私たちはブランディング過程で、クライアントさんに競合について尋ねることがあります。
その際、迅速に競合企業名が挙がることが多いです。

ただし、提示された競合が本当に競合であるかどうかを検証することが重要です。
業界内での競合であることは間違いないかもしれませんが、それは企業の視点。
顧客の視点では状況が異なることがあります。

例えば、水回り設備の企業があるとします。
業界視点では、大手A社、中堅B社、個人経営のC社が競合と見なされるかもしれません。

しかし、消費者がキッチンの水漏れ修理を必要とした時、彼らは業界の知識がなく、
直感的にインターネット検索を行い、検索結果の上位に表示されたD社やE社、広告を打っているA社を比較するかもしれません。
これは業界の通常の枠組みを完全に無視した行動です。

「ディズニーランドの競合はUSJか」という例もあります。
同規模のテーマパークとしてUSJを競合と考えがちですが、実際には東京に住む人々が「どこに行くか」を考える際、
ディズニーランドとUSJを直接比較することは少なく、ショッピングや映画といった他の選択肢と比較することが多いです。
つまり、競合はショッピング施設や映画館となり得ます。

真の競合を特定するためには、顧客がどのような思考プロセスで選択し、
商品を購入するかを理解し、想像しながら検討する必要があります。

競合の見極めには細心の注意を払いましょう!

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