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デザイン思考を経営に取り入れよう

DATE . 2024.02.21

Category : ブランディングデザイン / 経営者の仕事

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

デザイン思考を経営に取り入れよう

デザイン思考という用語を耳にしたことがあるかもしれません。

「デザイン」という言葉が入っているため、デザインに関わらない仕事をしている方からは無関係だと思われがちです。
しかし、デザイン思考は経営を考える上で非常に重要なアプローチとなります。

デザイン思考は、もともとデザイナーが制作プロセスで用いる思考方法を指します。
製品開発から広告制作に至るまで、デザイナーは「ユーザーの立場に立って物事を考える」ことを重視します。
これに従い、ユーザーの満足度を考慮しながら、彼らの問題を解決するニーズに応える解決策を生み出すことが重要です。

デザイン思考の典型例としてよく引き合いに出されるのがAppleのiPodです。
iPodの開発はデザイン思考によって支えられました。
発売当時、音楽をCDからPCに保存し、それをプレイヤーに移す作業が一般的でしたが、多くの人がこの手間を面倒に感じていました。
Appleはこの「移す作業の面倒」というユーザーの問題を認識し、PCの音楽を自動で同期させる仕組みを開発しました。

製品を開発する方、それをユーザーに伝えるデザインをする方にとって、デザイン思考は極めて重要です。
現在の市場にはすでに多くの優れた製品が存在し、多くの人が欲しいものを持っている状態です。
そのため、単に便利で機能的な製品を作るだけでは、販売が難しくなっています。

「この製品があればあなたの不満や不便を解決できます」というメッセージでアピールすることが、
ユーザーの購買行動を促す鍵となります。

しかし、現場で顧客の視点で製品開発を進めようとしても、経営層がそれを支持しなければ進展しません。
会社全体でデザイン思考を取り入れ、市場の変化に対応することが、取り残されないためには必要です。

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