感覚に訴えかけて販売する
DATE . 2024.02.21
Category : マーケティング
Creative Director
1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士
© 2024 TONE BRANDING.
DATE . 2024.02.21
Category : マーケティング
Creative Director
1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士
消費者は、感覚を重視して購入する「右脳派」と、
論理的に判断して購入する「左脳派」に分けることができます。
右脳派は「なんかいいかも!」と直感で興味を持ち、その感覚で購入に至ります。
一方、左脳派は「今使っている製品よりも優れている」と論理的に分析し、その結果として購入を決めます。
商品の特性やターゲット顧客によって、どちらのアプローチを取るべきかは異なります。
ユニークかつ機能的な製品の場合、左脳へのアプローチが効果的です。
しかし、それ以外の場合は、右脳へのアプローチがより効果を発揮することが多いです。
現代では優れた製品が多数存在するため、非常に優れていて便利な製品を開発するのは難しく、
多くの製品は感覚に訴えかける右脳へのアプローチが主流となっています。
右脳にアプローチする、つまり感覚に訴えて販売するためには、
「インプレッション(印象)」「信頼」「シェア(共有)」の3つの要素が必要です。
これら3つの要素について順に解説していきます。
Contents
インプレッションとは、簡単に言えば第一印象のことを指します。
ビジネスの世界において第一印象とは、顧客が企業と初めて出会う瞬間を意味します。
例えば、ホームページの場合はトップページの最初に表示される部分(ファーストビュー)がこれに当たります。
この初めての接触で、「なんかいいかも」と思ってもらえなければ、顧客を次のステップへと導くことは難しくなります。
そのため、第一印象を大切にすることが非常に重要です。
インプレッションの段階を無事にクリアした後、
次に必要なのは顧客との信頼関係の構築です。
たとえ初期の印象で「なんかいいかも!」と感じさせることができたとしても、詳しく調べてみた結果、
言動の一致が取れていなかったり、信憑性に欠ける情報があった場合、顧客は失望してしまいます。
そのため、顧客に対して信頼してもらうためには、しっかりとした根拠を提示することが大切です。
具体的には、企業の「実績」、サービスや製品を提供している「担当者のプロフィール」、そして「顧客の声」などが有効な材料になります。
第三の要素である「シェア」は、現代のマーケティングにおいて特に重要な要素です。
「購入する前に、この製品を他人と共有したいかどうか」が重要な判断基準になります。
購入後ではなく、購入を検討している段階から「共有したいかどうか」を考える消費者が増えています。
現代の消費者は、SNSを通じて自分の選択を大切な人と共有したいという願望を持っています。
それは、他者からの承認や共感を求める欲求に基づいています。
僕の見解ですが、SNSで広く共有され、人気となる商品は、共感されることがあらかじめ保証されていると感じるため、
消費者は安心して購入に踏み切るのではないでしょうか。
つまり、「購入した際にどのように共有するか」というイメージができていること、
そして「共有後に共感を得られると確信している」ことが、商品が売れる理由となります。
少し話が逸れましたが、消費者が興味を持った際に
どのように商品を共有してほしいか、つまり「共有の設計」も考慮することが重要です。
感覚に訴えかけて販売する際に必要な3つの要素「インプレッション」「信頼」「シェア」を意識して、
効果的な販売戦略を構築していただきたいと思います。
DATE . 2024.04.29
UPDATE DATE . 2024.04.21
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Written by : Nakamura Hiroki
Category : マーケティング
DATE . 2024.04.28
UPDATE DATE . 2024.04.21
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Written by : Nakamura Hiroki
Category : マーケティング
DATE . 2022.06.01
UPDATE DATE . 2024.11.15
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「こだわり抜かれた画期的な商品が完成し、販売を開始したがなかなか売れない。」 「スタッフのお客様に対する提案が弱い」 上記のお悩みは、多
Written by : Nakamura Hiroki
Category : マーケティング