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はじめてみようデザイン経営

DATE . 2024.02.18

Category : ブランディングデザイン

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

はじめてみようデザイン経営

現代では良い商品やサービスが溢れ、差別化が難しくなっています。
SNSをはじめとするインターネットサービスの普及により、消費者の選択肢はますます増加し、
自社の商品やサービスを選んでもらうことが一層難しくなっています。

この状況において、重点を置くべきは顧客体験価値をどのように高めるかです。

例えば、商品を知り、購入に至るまでのプロセスは次のようになります。

①SNSで商品を知り、興味を持つ
②口コミや実際の使用感、価格などを調査する
③ホームページを訪問する
④商品を注文する
⑤商品を実際に使用する
⑥アフターフォローを受ける
⑦再購入する

これはほんの一例ですが、これらのすべてが顧客体験に該当します。
商品自体の価値だけでなく、購入から使用後までの全過程で得られる体験の価値が高いほど、
顧客は継続して商品を購入し、結果としてブランド力が向上します。

顧客体験を高める際に最も重要なのは、消費者(人)を中心に考えることです。
ユーザー中心の考え方が、企業の競争力を高めるために必要であり、これが「デザイン経営」の核心です。

デザイン経営の目的は、ブランド力の向上とイノベーション力の強化です。
これら二つの視点を持って企業の競争力を高めることが可能です。

これからデザイン経営を取り入れようと考えている方のために、具体的な取り組み方法をご紹介します。

デザインを大事にする

会社の重要な会議にデザインの専門家を参加させて、デザインの視点からも物事を考える。

最初からデザインを考える

新しいプロジェクトが始まるときから、デザイナーも一緒に考える。

デザイン部門を作る

会社の中にデザイン部門を設けて、みんなでデザインの重要さを共有する。

お客さんをよく観察する

お客さんが何を求めているかをしっかり見て、それに応えるアイデアを考える。

とにかくやってみる

アイデアを形にしてみて、どうだったかを評価して、さらに良くする。

デザインを理解する人を増やす

デザインに詳しい人を採用したり、社員にデザインの考え方を教えたりする。

デザインの効果を数値で見る

デザインがどれだけ効果があったかを、数字で示してみる。

社内でのデザイン思考の浸透は、イノベーションの促進とブランド力の強化にもつながり、競争優位性を高める効果があります。
ぜひデザインを経営の中に取り入れてみてください。

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