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はじめてみようデザイン経営

DATE . 2024.02.18

Category : ブランディングデザイン

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ。23歳の時に独立し、3度の独立を経て株式会社アプリコットデザインを設立。数千ものクリエイティブを生み出しながらも、クライアントの成果を最大化するためブランディングを取り入れ始める。現在はデザイン会社からブランディング会社へとシフト。2023年には、カフェなどが集まる複合施設tone villageの運営を開始。

ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

はじめてみようデザイン経営

現代では良い商品やサービスが溢れ、差別化が難しくなっています。
SNSをはじめとするインターネットサービスの普及により、消費者の選択肢はますます増加し、
自社の商品やサービスを選んでもらうことが一層難しくなっています。

この状況において、重点を置くべきは顧客体験価値をどのように高めるかです。

例えば、商品を知り、購入に至るまでのプロセスは次のようになります。

①SNSで商品を知り、興味を持つ
②口コミや実際の使用感、価格などを調査する
③ホームページを訪問する
④商品を注文する
⑤商品を実際に使用する
⑥アフターフォローを受ける
⑦再購入する

これはほんの一例ですが、これらのすべてが顧客体験に該当します。
商品自体の価値だけでなく、購入から使用後までの全過程で得られる体験の価値が高いほど、
顧客は継続して商品を購入し、結果としてブランド力が向上します。

顧客体験を高める際に最も重要なのは、消費者(人)を中心に考えることです。
ユーザー中心の考え方が、企業の競争力を高めるために必要であり、これが「デザイン経営」の核心です。

デザイン経営の目的は、ブランド力の向上とイノベーション力の強化です。
これら二つの視点を持って企業の競争力を高めることが可能です。

これからデザイン経営を取り入れようと考えている方のために、具体的な取り組み方法をご紹介します。

デザインを大事にする

会社の重要な会議にデザインの専門家を参加させて、デザインの視点からも物事を考える。

最初からデザインを考える

新しいプロジェクトが始まるときから、デザイナーも一緒に考える。

デザイン部門を作る

会社の中にデザイン部門を設けて、みんなでデザインの重要さを共有する。

お客さんをよく観察する

お客さんが何を求めているかをしっかり見て、それに応えるアイデアを考える。

とにかくやってみる

アイデアを形にしてみて、どうだったかを評価して、さらに良くする。

デザインを理解する人を増やす

デザインに詳しい人を採用したり、社員にデザインの考え方を教えたりする。

デザインの効果を数値で見る

デザインがどれだけ効果があったかを、数字で示してみる。

社内でのデザイン思考の浸透は、イノベーションの促進とブランド力の強化にもつながり、競争優位性を高める効果があります。
ぜひデザインを経営の中に取り入れてみてください。

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