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「期待」とどう付き合っていくか。

DATE . 2024.02.29

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : ブランディング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

「期待」とどう付き合っていくか。

今日は「期待」とどう付き合っていくか。」というテーマについてお話ししたいと思います。

わかっていても難しい…期待という感情のコントロール。

期待する側もされる側も期待との付き合い方は非常に難しい。。

誰かに対して期待、はたまた自分に対しての期待。
日常的に何らかの期待を抱くことはあると思います。

ただ、基本的に期待通りもしくは期待以上の出来事が起こることって、
ま〜〜〜そこまで頻繁に起こらないですよね。

そして…期待しすぎた後、その期待を裏切られた時のあのモヤモヤ感。
本当に厄介です。

期待しすぎると良いことがないことが頭ではわかっているのに、
なぜ期待してしまうのだろう…?

ここ最近は、きっとそういう生き物なんだろうな。と思っています。

もちろん、「期待しすぎる」ことはある程度抑えられると思いますが、
少なからず多少の期待は心のどこかに残っている。

人として何かを得るために、期待を持ってしまうことが自然な行動であると思うわけなんです。
だから無理して、期待をしてしまうことに抗う必要はない。

・・・

じゃあどうすれば良いのか…?
私なりに考えていることは、「とにかく理解する(理解し合う)」ということ。
そしてその事実まず受け入れる。
願望は一旦排除して。

自分自身に対しても、相手に対しても理解が及んでいないから、
過剰に期待し、受け入れることができないのかなと。

つまり、期待してしまうこと自体は避けられないが、よりよく理解し合うことで、期待をうまくコントロールすることはできる。

(一歩間違えて無理に期待を排除しようとすると、ただの冷酷人間になりそうですし。)

だから期待が叶わず、落ち込んでいる自分に気づいたり、
誰かがそんな状態にあるところを目撃にしたら
「理解も及んでないくせに、何勝手に落ち込んでんねん。」とツッコミを入れると良いかもしれません。

・・・

そして、”期待を与える側”の話もしておくと、
「期待を与えすぎてしまう人」も要注意だと思っています。

要は話を盛る人です。

これは本当に良くないことで、後々必ず人間関係に亀裂を生む行為なのでやめたほうがいい。
(理解が食い違ってしまうから)

「必ず期待に応えられる」という確証がある時や
どうしても成し遂げたいことがあって、
プライドを捨ててでもやり切るという覚悟がある時は
期待を煽るような言葉をかけても良いと思います。

ですが、、、そうでないのであれば
「相手が喜びそうだから」というだけで
変に調子の良い(都合の良い)言葉をかけない方がいい。

マーケティング、ブランディング、人材マネジメントにおいても、
この期待値コントロールは案外甘くみないほうが良いと思ったので、
今日この記事をつらつらと書かせていただきました。

結局信頼は自分と相手を理解した上で、言葉と行動の一貫性を整え、積み重なっていく物だと思っています。

ブランディングする上でも重要な「ブランドプロミス(ブランドとお客様との約束事)」は、
この期待値のコントロールを十分に加味しておいたほうが良いと思います。

それではまた!

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