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消費者からも、じっくりターゲティングされている。

DATE . 2021.03.03

UPDATE DATE . 2024.11.15

Category : マーケティング

Nakamura Hiroki
ジャーナルを書いた人Nakamura Hiroki

Creative Director

1981年生まれ|ブランドマネージャー1級/インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士

消費者からも、じっくりターゲティングされている。

どうも、中村です!
今日は「消費者からも、じっくりターゲティングされている。」
というテーマについてお話ししたいと思います。

これからサービス作りを行う方、サービスを見直される方に向けた内容になっています!

心の豊かさを求めて

サービス開発を行う際、企業側はターゲットとなる顧客を設定しますよね。
ここに関してはある程度、サービス提供者の中で共通認識としてあると思います。

消費者のニーズ(欲求)を洗い出し、満たすべきニーズを特定して、そのニーズを持った人はどんな人なのか?

基本的にこの様な流れでターゲットを設定していきます。

ところが昨今、サービスを受ける側の消費者自身も、
この様なターゲティングを詳細に行い、どのサービスを利用するかを決めています。

厳密にいうと、どの様な人に対してお金を使いたいかを検討しているわけです。

「どうせお金を使うなら、こんな人に使いたいなあ…」
この様なイメージです!

いつも書かせていただいておりますが、モノやサービス、情報が溢れている時代なので、
消費者はモノの機能による便利さよりも、自分がどこにお金を使ったかで「心の豊かさ」を得ようとしています。

マーケティング用語を使ってご説明すると、
機能的価値は今時どこのサービスを利用してもある程度保証されているから、
情緒的価値を求めて消費行動を行なっている。
といった感じです。

応援にお金を使う

少し前にクラウドファンティングが流行しましたよね。

あれなんてまさにそうで、「応援購入」がキーワードになっていますが、
応援購入する方は、どの人(プロジェクト実行者)の実現したいこと(サービス提供者のニーズ)に対してお金を使おうかを検討しています。

消費者も細かく「人となりとその人の想い」を見て(ニーズを絞って)、ターゲティングしているということです!

よく話題になっている「投げ銭」もそうかもしれません。

これらのお金の使い方はあくまで「応援」なので見返りなどは求めていません。
応援購入したことで心の豊さを得ることができているからです。

ちなみにZ世代と呼ばれる年代の方たちは特にこの様な消費行動を行なっています。

生まれた時から多くのモノや情報に触れてきたからだと思います。

ニーズの満たし合い

簡単にまとめてしまうと、
僕たちは物や情報が溢れる時代を生きているため、商品よりも「人」を見る様になりました。
そして、サービス提供者と消費者の「ニーズの満たし合い」が活発に行われるようになった。

つまり、サービス提供者が抱えるニーズというのは、
「想い」みたいなところになってくるので、
サービス提供者のビジョンやミッションが共感される内容で、
しっかりとどこかで明示しておくことが重要だと感じています。

少し分かりにくいかと思いますので、身近なところで言うと、
親が子供の夢に対して必要な費用を支払うということが、
企業と消費者の間でも行われる様になってきたというイメージです。

最後に

より企業からの「意思の表明」と「共感」が重要な時代になってきました。

なぜ、このサービスを提供しているのか?という根底の部分から
丁寧かつ簡潔に様々な媒体から伝えていくことが必要そうです。

そしてそれがサービスの中身からも十分に感じられると尚良いですよね。

「消費者からもターゲティングされている。」

自分たちもより一層意識していきたいところです。

それではまた!

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